白い花から今
赤くなってきました。葉は乾燥してハーブティー。実はまだ小さいですが小指の先位の大きさが収穫期。
毎年季節限定シフォンケーキの飾りにします。葉が可愛いのでハーブティは飲んだことが無いです。春の野イチゴはワイルドストロベリー初夏はブラックベリーやラズベリーなのかな。日本では地域品種の美味しい大きなイチゴが有ります。野草の一つと思って育ててます。
花壇の整備とともに色々な植物を混植できるようになり楽しみが増しています。元々大輪の一輪派でなく草花と混然一体となった植栽が好き。
室内用にディスプレイをしながら地元のコンテストに参加しながら仕事をしていたので単独植物より一枚の風景を表現したいと考えていました。今愛好家の方が綺麗。限られた空間で最大限の仕立て方と情熱で収集すごいです。混ぜ合わさることにより穏やかな景色や、元気になる色彩。英国シシングハーストの白バラの棚、ボーダー花壇。長年手入れしながら加えたり抜いたりしながらずっと何百年前から存在していたような建物や街並みに調和する花壇。サイズを小さくしながら気候に合う植栽が教室の生徒さんのお役に立てばと考えています。
公共工事の花壇ではメンテナンスが出来そうも無い程の色々な植物の混植、これが見せたかったのといえるにはもう数年かかります。草取りしなかった数日でぽつぽつ私にとって不要な草が生えています。美庭はメンテナンス次第と痛感、手の甲に日焼けやシミが勲章にならないようにしながら楽しんでます。ついにパンジーたちは処分ナメクジとカタツムリの安息地になる前に諦めました。手持ちの隅っこの色々弱っている鉢植えはもう手に入らなくなるかもしれない古典になりつつある植物だったようです。
そろそろ二年草の種蒔シーズン来年のバラに似合う色を考えながら育てていきます。よく言えば仕事一筋に暮しています。種も苗もバラも出会いが有ったら、ランチを我慢しても欲しい物をあきらめても求め続けていた気がします。
説明の要らない程の美しさ、すでに満開の地域の皆様の写真にうっとりしてます。
新潟もすぐですよ。
気温が下がり朝ひんやりしてます。普段長時間歩くことも無く暮らしているので足に疲労が来ていますが元気です。
見本の鉢植えバラが咲きだしています。ヒストリカルになっている品種が多いのですが、長年積み重ねた私の一目惚れシリーズと思って御覧くださいね。販売予定も無い品種が多い日本で酷評されたものや人気の無かったものです。育種で新しい品種を世界に発表することは情熱とコストが莫大なのを知っているのでイングリッシュローズの未来の品種を見たいがために販売をしていますし、個人としてもファンとして買い続けています。
どんなものでも時代により好みが違って当たり前、販売会社に問い合わせしても無いです。全国的に販売店に電話を掛けてくださるのか弊社も繁忙期の電話での問い合わせに、毎年店頭でのお客様に迷惑を掛けているので困惑しています。公園に植えられていたら咲いている時に会に行ってください。お客様の考える私のための一本とビジネスとして成立する数との隔たりは大きいです。
バラ展も今の市場の入荷可能植物が多く1０年前のような手持ちの養生植物が装飾に使われていた時代と違い、プロでも探すのが時期によって難しい生産者のハウスの隅にコレクションとして栽培されていたような貴重品種には出会えなくなりました。お買い求めになってくださるお客様が大勢いてこそ豊かさ、多様性を維持できていたんだと思いました。作品はそれぞれの感じ方撮影しても公開しません。会場に足を運び楽しんでください。
