プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★マラソンは観るより走るもの

2008-03-10 15:30:01 | 日記・エッセイ・コラム

 「昼飯抜きで1時までに終わらせようよ!」と、ある役員が発言したのは、正午過ぎだった。昨日は、町会の役員会が午前10時から開催されたが、なかなか終わらないのに苛立ったらしい。

 彼は、私と同年齢。畑仕事に精出す、まさに”晴耕雨読”型だが、雨読の際にはお酒とセットの大の辛党。昨年、メタボ対策にとジョギングを勧めたら、一念発起し今では30分位のジョギングを楽しんでいる。走るようになると、マラソンレースも観るようになったようで、名古屋国際女子マラソンのテレビ中継を観ながらビールを飲むつもりだったに違いない。

 日頃、活発に意見を述べるご仁がいやに控え目なので、不思議に思ったが、思惑に気付き思わず笑ってしまった。彼の思惑通りにはいかなかったが、それでも2時前に閉会したので、私も遅めの昼食をとりながら後半の走りを観戦した。レース結果は、初マラソンの21歳の新鋭が制し、北京五輪の出場権を手にし、復活を期した高橋尚子は惨敗し一つの時代は終わった。

 レースの熱気に触発され、妻と二人で今年初の外を走ることになった。さいわい、気温が15度近くまで上昇し心地よい風にあたりながら30分程度だったが、最高の気分だった。妻は12月以来ということもあり、今日は両足にはりを訴えている。

 金沢でもようやく外を走るシーズンの到来だ。私とて同様で、無理せず徐々に走力を養成することにし、4月のレースは二人とも見送ることにした。初レースは、5月の連休中に10キロロードに出たいと考えている。