明日26日から4月2日まで、小ブログをお休みします。別に体の不都合によるものではなく、しばらく休養を兼ねて文明の利器から離れた生活を送るのがその理由である。
福田内閣の支持率が25%近くまで落ち込んだが、当のご本人にはその原因すら見当がつかないらしい。日銀総裁人事でも暫定税率問題でも同様のコメントを繰り返すだけでは、国民からそっぽを向かれてもいた仕方あるまい。
今ほど生活と政治が密接にかかわりあっている時はないだけに、国会議員の見識が問われる。政府は日銀総裁に空白を作れば国際的な大問題になると懸念したが何の問題も生じていない。暫定税率を維持しないと大混乱を生じると予言しているが、これとて杞憂に帰すだろう。
税制トータルの抜本論議をさしおいて、暫定税を恒久化しようと考える見識の政府には年金制度や医療・社会福祉制度等々の山積する難問を解決する能力が欠如しているとしか言いようがない。4月1日に政府が予言する大混乱が起きれば、国民世論も安穏と構えておれない筈だから、収拾に動くだろう。残り1週間の国会の見苦しい駆け引きを雲の上から眺めていたいと思う。