プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★パリの後遺症

2008-05-19 14:06:05 | 日記・エッセイ・コラム

 フランスから帰国して4日目。ようやく時差ボケから解放され、今朝は30分程の軽めのジョグで汗を流した。7時間の時差以上に厳しく感じさせたのは、サマータイムと異常な暑さだった。

 この時期、フランスでは午後10時を過ぎても明るい。加えて、夕食は早くても午後7時、通常は8時過ぎと言うお国柄。レストランで夕食を終えホテルへ帰ると午後10時過ぎだったが、外が明るくて寝付けず、少しまどろんでも午前2時頃には目が醒めた。さらに、緯度的には北海道からサハリンあたりに位置するのに、気温は毎日27度位まで上昇。最高気温22度、最低気温12度前後との週間予報は見事に外れた。

207_4 パリの市街地では、暑さに雑踏も加わり息苦しく感じたが、12日に郊外のフォンテーヌ・ブロー城(左)と中世都市プロバンとを訪れた時に吸った空気はおいしかった。264_3 279_2                   

プロバンでは、観光客を乗せた馬車や乗馬を楽しむ姿が城壁に囲まれた中世都市に溶け込みのどかな景観を呈していた。 フォンテーヌ・ブロー城の方が高名だが、プロバンも世界遺産に登録されており、華やかなパリと異なる歴史の重みを感じた。

 帰国後、往路と反対の現象に3日間悩まされた。現地に慣れた体が元に戻るまでに相当の時間を要したのは、適応能力の減退で老化の証明でもあった。