金沢市が、2015年の北陸新幹線開業を契機に開催を検討して来た「フルマラソン」のコース案が昨日、検討委員会で了承された。
概要は、金沢市役所前の広坂通りをスタート地点とし、郊外の県陸上競技場をゴールとするワン・ウェイで、全体的に高低差が少なく、制限時間も市民ランナーが参加し易いように7時間の予定。
具体的には、スタート直後、兼六園から武蔵が辻、金沢駅(鼓門)、片町、香林坊等の中心街を抜け、寺院群等の歴史的景観ゾーンへと南下する(ここまでで約10㎞)。その後、山側環状線から文教地区、旧街道まちなみ地区(ほぼ中間点)、田園地帯を巡り、ゴールするレイアウト。
「金沢を丸ごと走る!」を基本コンセプトに据え、市内の観光名所を得盛りにした印象だが、実施までに解決すべき課題が多そうだ。