ある本に、人間の五感の割合は、視覚が87%で、聴覚が7%、触覚3%、味覚2%、嗅覚1%とあった。言葉で伝え易いのも、感動を覚えるのも視覚が圧倒的な優位性を誇る。
最近、その視・聴覚の衰えが目立つので、今まで以上に周囲に注意を払うように心がけている。目や耳を研ぎ澄ますと集中力が高まり、普段、見過ごすものを発見でき、嬉しくなる。
今朝、一週間振りに大乗寺丘陵公園まで往復ジョグに出たら、緑陰にピンク色の萩の花を見つけた。連日、熱帯夜続きの金沢でも、自然界では確実に季節が移ろい始めている。
アンチ・エージングのように逆らうのではなく、年齢に相応しい自分のポジションをキープする方が自然で、一番好ましいと思う。