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時悠人chosan流処世術

★米朝首脳会談と安倍政権

2019-02-27 08:39:01 | 日記・エッセイ・コラム
 連日、メディアが騒ぎ立てる米朝首脳会談の結果が、日本にどんな影響を及ぼすかを注視しているのは、国民よりも政府関係者のような気がする。

 朝鮮半島の民族統一が悲願の韓国にとって、米朝首脳会談の帰趨が極めて重要になるが、日本は無関係に近い。むしろ、南北の融和のためには、「敵の敵は味方」で日本を共通の敵に祭り上げた方が都合が良い。

 アメリカは、非核化が優先で、拉致問題は付随事項に過ぎず、言及すれば日本に貸しを作ることになる。

 ついては、総理大臣の在任期間が戦後最長となるのは時間の問題となった安倍総理だが、拉致問題どころか、竹島の帰属や慰安婦像や徴用工問題などに対する解決の糸口すら打ち出せない。

 現実社会において、「たられば」はあり得ないが、日中国交正常化に辣腕をふるった田中角栄だったら、どう出るだろうと考えるのは、埒もないことか、、。