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時悠人chosan流処世術

★「日本モデル」=「自粛強要」

2020-05-28 08:13:05 | 日記・エッセイ・コラム
 安倍総理が、世界に誇れる卓越した模範となったと豪語する「日本モデル」って、何なのかと考えた。

 政府の対策は、科学的根拠やデータを示さず、事業者に補償なしで営業の自粛を要請し、国民には、外出自粛を要請しただけで、「自粛強要」だった。

 唯一の合理的な根拠は、専門家が、感染拡大を防ぐためには、「人と人の接触機会を8割削減する必要がある」と試算した病理的理論値を受け入れたこと位だ。

 そして、「接触機会8割減」を実現するために、「外出自粛策」を採った。一見、合理性を担保しているようだが、人出の多少と、接触機会の多少の関係は、感染リスクの確率の違いであって、人出が多くても、接触しなければ、感染しない。

 そうでないと、銭湯やパチンコ店で、クラスターが起きなかった説明がつかない。逆に、対策の取り方次第で、感染を防止できるはずで、「○○駅前や××繁華街の人出が、○○%増えた、減った」と騒ぐのは滑稽だ。

 極論に過ぎるかもしれないが、私は、「日本モデル」とは、国民に自粛を強要したもので、国際的に評価されていると胸を張った客観的な理由を問いたい。