「GoToトラベル」に浮かれる世相を見ていたら、1970年、当時の国鉄が実施したキャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の新鮮な衝撃を思い出した。
「日本を発見し、自分自身を再発見する」を基本コンセプトとし、駅のポスターやTV・雑誌等のメディアがアイディアを競い、これを機に、旅行ブームを巻き起こした。
そして、永六輔が、全国各地を巡り、名所紹介や住民とのふれあいをテーマにしたテレビの紀行番組「遠くへ行きたい」が、同名の主題曲とともに、旅行への憧憬をさそった。
「GoToトラベル」には、当時のような抒情的な要素が微塵もなく、損得の打算ばかりが目に付く。時代の移ろいで片付けるのは、あまりにも悲しい。
「日本を発見し、自分自身を再発見する」を基本コンセプトとし、駅のポスターやTV・雑誌等のメディアがアイディアを競い、これを機に、旅行ブームを巻き起こした。
そして、永六輔が、全国各地を巡り、名所紹介や住民とのふれあいをテーマにしたテレビの紀行番組「遠くへ行きたい」が、同名の主題曲とともに、旅行への憧憬をさそった。
「GoToトラベル」には、当時のような抒情的な要素が微塵もなく、損得の打算ばかりが目に付く。時代の移ろいで片付けるのは、あまりにも悲しい。