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時悠人chosan流処世術

★ウクライナの教訓(番外編):難民政策

2022-04-24 08:30:01 | 日記・エッセイ・コラム
 政府が、ウクライナからの避難民に対し、積極的に支援する姿勢を示すと、地方自治体も倣って、環境を整備し、受入姿勢を打ち出している。

 非常緊急策として、当然だと言えば一言もないが、今までと全く異なる対応で、万が一、時流に合わせた一種のブームだとしたら、問題の本質を見誤る。

 過去、日本の友好国トルコ国籍のクルド人を難民認定した例はないし、ミャンマーのクーデターに伴う避難民受け入れの特別な仕組みもなかったので、戸惑いを感じる。

 難民発生の背景が異なることは、百も承知だが、助けを求める人々に対する措置に差があるのは、好ましくない。政府が、確固たる人道上の信念に基づく難民政策を早急に確立しないと、収拾がつかなくなる。

 次回更新は、4月29日の予定。