第40回の記念大会を祝って、北海道新聞が号外を発行し、盛り上がりを見せたのとは裏腹に、猛暑でランナーには過酷なレースになった。
我々夫婦は、思惑違いの暑さに、目標タイムを65分(当初60分)に下方修正し、1㎞毎のラップを確認しながら5㎞まで並走し、あとは成り行きで行こうと意識を合わせた。
5㎞通過タイムは、30分30秒。「2分以上はやい!」と声をかけると、妻はスピードをゆるめたが、私は、体が動いたのでキープした。明らかにオーバーペースで、この判断の違いが明暗を分けた。
6㎞地点の給水所で、スポーツドリンクと水を一気に飲みほすミスを犯し、6.5㎞付近で、突然、吐き気がして、胸が苦しくなった。日陰を選び、300mほどゆっくり歩きながら呼吸を整え、再び、走りだしたが、もとのスピードを取り戻すことが出来なかった。
タイムは、1時間7分40秒。妻は1時間6分8秒で、ともに不満だったが、そのタイムですら、私が317位/520人、妻が90位/215人だった。前回、私が59分51秒で331位/490人、妻が60分52秒で96位/191人だったことからも、今回、道産子には如何に暑かったか察しがつく。