プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★小豆島マラソン:これが最後?

2017-11-21 09:26:58 | スポーツ
 これから、来年の春までが本格的なマラソン・シーズンだというのに、11月の最終日曜日に開催される小豆島でのロードレースを一年の走りおさめにするようになって、11年目になる。

 11月を最終レースにする理由は、寒さにめっきり弱くなってきたこと。北陸では、12月から2月まで、レースは開催されないので、この時期には、温暖な九州・沖縄や東海地方を中心に遠征していたが、ここ数年、出かけるのすら、億劫になって来た。

 もう一つのわけは、今の時期にしか入手できない特別のオリーブ・オイルを買うため。私ではなく、オリーブ好きの妻に付き合っているようなものだ。

 今年で11回目の参加だが、起伏が多くタフなコースなので、私は、一昨年から10㎞の部に切り替えた。それでも満足な走りを出来ず、そろそろ最後にしたいのだが、妻の拘りは続きそうだ。
★第37回小豆島マラソン直前
 今年の最終戦は、11月27日の「第37回小豆島マラソン」。8年連続10回目だが、加齢とともに、フルからハーフへ、そして、昨年遂に10㎞の部へと転落した。 今年は、右ひざ痛に加......

★崩れは易く成るは難し

2017-11-20 14:10:18 | スポーツ
 小豆島マラソンまで、1週間を切ったが、長期ブランクの穴埋めは、思うように捗らない。

 10㎞なので、何度か練習すれば、レースに間に合うまでに復調できるだろうと思っていたのは、拙速な思い込みだった、

 筋肉は、トレーニングの積み上げでつくもので、にわか練習では、疲労がたまるだけで、かえって逆効果。そして、運動をやめると、衰えのスピードは、実にはやい。

 今更ながら、体力の崩れはたやすく、作り上げることが難しいことを思い知らされた。とりわけ、高齢者は、無理がきかないので、「継続は力なり」という言葉を教訓と命ずべきだと反省。

★犯罪白書は語る

2017-11-19 09:37:00 | スポーツ
 11月17日、法務省が公表した「2017年版犯罪白書」によると、昨年1年間に刑務所に入所した受刑者数は、20,457人で、戦後最少となった。

 素直に歓迎したいところだが、内訳をみると、現代社会の裏側を垣間見るようで、複雑な思いになる。

 まず、65歳以上の高齢者の入所者数が、この20年間で約4.2倍に増え、しかも、入所2度目以上者が、その約7割を占める。また、2年以内に再入所する者の年代別構成で、29歳以下11.1%、30~64歳18.1%に対し、65歳以上23.2%と高齢者が多い。

 犯罪件数が減少している中で、高齢者の犯罪が増え、しかも、犯罪の種類で、従来の窃盗(約7割)に加えて、傷害や暴行、強盗等が増加傾向というのは、何とも不気味だ。

 寝るところがあり、三食付きで、病院まで確保できる生活なら、天国のようなもの。それ程、塀の外の社会で高齢者が生きていくには、冷たい風が吹いているということの反証でもある。

 政府は、再生支援ネットワークを設置し、更生を促しているが、実効が上がらない。原因は、現政権が置き去りにして来た歪みが生んだ社会的な現象で、問題の本質を見誤っている限り、今後もこの傾向は変わらない。

★ドライバーにハンディ無し

2017-11-18 09:12:57 | 日記・エッセイ・コラム
 最近、自動車事故のニュースが流れるたびに、「また、高齢ドライバーじゃないか?」と、不安に駆られ、違ったらホッとする変な習慣がついた。

 事故の態様で年代層の見当がつき、ハンドル操作やブレーキ・アクセルの踏み間違いの場合、高齢者のケースが多く、我が身に置き換えて、先行きの不安を感じる。

 今のところ、運転に支障となる問題は無いが、来年、免許証の更新時期にあたり、認知症診断テストを義務付けられる。記憶力もさることながら、とっさのハンドル操作や安全確認の視野狭小化などの面で、衰えて来たことは否めない。

 運転免許は、既得権であっても、社会秩序に悪影響を及ぼすと想定されたら、厳しい規制もやむを得ない。交通事故は、人命に直結するので、高齢者とて例外ではないと、肝に銘じたい。
★高齢ドライバーの事故
 高齢者による自動車事故が増加傾向にある中で、最近、特に目立つのが、75歳以上ドライバーによるもので、同年輩層として肩身が狭い。 私自身、加齢とともに、判断力や反応力の鈍化を痛......

★相撲界にもの申す

2017-11-17 11:48:05 | スポーツ
 日馬富士の暴行事件は、マスコミ取材が過熱すればするほど、情報が錯綜し、本当のことが分からなくなるばかりだ。

 プロスポーツ界でも、閉鎖的で独特の文化を内包する大相撲社会だけに、関係者が、自分の思惑をにじませた発言をすると、なおさら、脈絡が合わなくなり、謎が深まる。

 それに拍車をかけるのが、マスコミとタレントによる「井戸端会議」。彼らは、政治スキャンダルや不倫騒動を面白おかしく取り沙汰して、視聴者の歓心を買うことに熱心で、問題の本質を見過ごしがち。

 相撲協会の役員や親方衆は、相撲一途の道を歩んできたので、政治家のように党利党略や派閥中心の奸計を巡らすと、予期せぬ波紋を呼び、真実すら埋没してしまう。

 人は、成功よりも失敗から多くのものを学ぶが、意図的に事実を歪曲すれば、何度も同じ過ちを繰り返すことになり、閉鎖的な風土の改革は覚束ない。

 「事実は小説より奇なり」と言うが、「暴行沙汰とケガ」は事実。相撲協会関係者は、マスコミに振り回されることなく、「Fact is fact」に徹して、善後策を検討しないと、一番大切なや相撲ファンが離れていく。