★ネット殺人予告の影響

　一昨日、金沢工業大学に送り付けられた「無差別殺人」予告のために、昨日、四つのキャンパスが休校となり、物々しい警備体制が敷かれた。

　結果的には、何も起きなかったので良かったが、いたずらと決めつけるわけにいかないので、社会活動に与える影響は測り知れない。

　大学構内は、私が、毎日、通り抜ける散歩ルート。昨日は、迂回して大学横の道路を横断しようとしたら、巡回中のパトカーから「ここは横断歩道ではないので、渡らないでください。」と大音量が流れた。

　同年配のおばさんが注意を無視して渡ったが、私は急ぐ必要が無いので、大学正門前の横断歩道まで戻った。こういう場合、いつ何処で何が起きるか予測不能なので、指示に従う方が賢明だと思うのだが、、。

　SNSで知り合った者同志による犯罪や、いたずら動画の投稿など、ネット時代の必然とはいえ、防止策の整備が望まれる。

★記憶に残す旅の思い出（後編）

　JRの在来線特急の車内販売が廃止されて以降、旅行に出かける際、金沢駅のホームにあるコーヒー専用の自動販売機を利用している。

　コンビニ珈琲が好みに合わないからだが、何処の駅でも同じと思っていたら、どうもそうではないらしい。名古屋駅や京都駅で、捜し回ったが見つからず、キオスクで初めて缶コーヒーを買った。

　さて、JRでは、人手不足と利用減対策として、一部の新幹線の車内販売廃止に踏み切る。コーヒーくらいしか注文しない私でも、車内販売が無くなると思うと寂しい。

　かつて、列車の停車中に、窓から駅弁の振り売りを呼び止めたり、食堂車で列車の揺れにお皿を押さえながら食べた記憶が懐かしく蘇った。

　しかし、時の移ろいは、世の常で、新しい襞が刻まれると思えば、これまた楽しい。

★記憶に残す旅の思い出（前編）

　私は、数年前から終活の一環として、旅行写真を撮らなくなった。時々、カメラを持ってくれば良かったと惜しい思いをしたこともあるが、「また来ればよい」と気を取り直す術もマスターした。

　記録よりも記憶に残せば、かさばらない。自分なりの風物詩を作り上げておくと、小さな変化に気付き、感動の幅が広がり、深みを増すことを知った。

　2月16日、金沢から名古屋へ向かう途中、一か月前に見た雪景色が消え、田畑に春の風情を感じた。また、18日に、京都から金沢に戻る時、北陸トンネルを抜けても、そこに雪国がなく、花粉の飛散を心配した。

　加賀平野から青空に映える白山の稜線を眺めながら、ひと夏に何度も日帰り登山をした当時を振り返っていたら金沢に着いた。　

★第15回浜松シティマラソン

　第15回浜松シティマラソンは、2月17日、約8,500人のランナーが参加して、早春の市内を駆け抜けた。

　5㎞の会場は、JR浜松駅からバスで20分程離れた四つ池公園陸上競技場。浜松城を仰ぐ市役所をスタート地点とするするハーフマラソンのゴールにあたる。

　結果は、35分53秒（妻は35分51秒）。総合順位1766位/2254人、60歳以上男子168位/221人で、予想以上の成績だったが、まだ思うようなレース運びが出来ない。

　次回は、3月24日の福井「足羽川健康マラソン」の10㎞。距離が延びるが、故障個所もないので、昨年、競技当日に棄権した無念を晴らしたい。　

★第15回浜松シティマラソンに向けて

　2月17日に開催される「第15回浜松シティマラソン」に出場するため、金沢8：48発特急「しらさぎ56号」で鰻が待ち構える浜松に向かう。

　昨年に続き2回目だが、今年はコースが変更になり、目標タイムの設定に迷うが、先月のレースの失敗を繰り返したくないので、無理せず、40分以内としたい。

　距離は5㎞なので不安もなく、レース後、近江牛でもてなす近江八幡に泊まり、翌日、京都の迎賓館を見学するのを楽しみにしている。

　次回更新は、2月20日の予定。