ポールソン財務長官の金融機関救済策

2008-09-24 22:26:04 | 日常
ポールソン財務長官がまとめた78兆円の金融機関救済策って、
どんなものなのでしょうか。
よく解らないので、New York Timesのコラムを読んでみした。
メモとして日記に残しておきます。
(間違ってたら、ゆるしてくださいね~)

Cash for Trash by Paul Krugman 9月22日

ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)米財務長官は救済策を
早く承認するようせっついているが、議会はよく考えた方がいい。
この救済策は、7000億ドル(約75兆円)を投じて不良資産を
買い取るものだが、不良資産を市場価格で買い取ったのでは金融機関
の資本は不足したままだ。資本を安定させるためには市場価格以上の
値で買い取らねがならず、金融機関の重役や株主が得をしてしまう。
納税者から見れば「ゴミでお金を」みたいなものだ。不良資産
買い取りよりも、資本を注入する方が得策である。

A Second Opinion? by Bob Herbert

ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)米財務長官は、救済案を議会
が早く承認するよう促している。
しかし7000億ドル(約75兆円)も投じるのである。セカンドオピニオン
を聞いてみる必要があるのではないだろうか。民主党の議員たちが、つぎはぎ
的に救済策を修正するだけでは不十分だ。エキスパートの意見が聞きたい。
ポールソンの救済策に、ロビイストやバンカーが(子どもたちがピニャータに
するような)興奮を見せているのも何だか怪しい。
注 ピニャータ (piñata) は、メキシコの子供のお祭り(誕生日など)に使われる、
中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉人形のこと。
(ウィキペディアより)
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