台所のガスコンロと水道蛇口に不具合が生じて来たので、
システムキッチンを全取っ替えするか、コンロと蛇口
部分だけ取り替えるべきか、悩んでいます。
というのは、二三年前に読んだ新聞で、「新築マンション
のステンレスシンクからさび」という記事を読んだことを
思い出したからです。
じっくり調べて、後悔のない判断をしたいと思い、ネットで
検索したところ、国民生活センターのページで該当する
トラブルを見つけました。
寄せられているそうです。
コロ子は、主婦歴ウン十年ですが、多少荒っぽい使い方を
してもさびたことがなかったので、不思議に思い、理由を
調べてみました。
シンクに使われるステンレスの種類は、大まかに2種類あるの
ですが、原料の1つであるニッケルが入手しにくくなったため、
2006年を境目にキッチンシンクに使われているステンレスが、
オーステナイト系(SUS304 18-8 鉄に18%のクロムと8%の
ニッケルを添加)からフェライト系(SUS430 18 鉄にクロムを
18%添加)に変ったようです。ニッケルが加えられていない分、
フェライト系は、心持ち腐食しやすいようです。
オーステナイト系とフェライト系の見分け方は、前者に磁性が
なく、後者に磁性があるので、磁石を近づけてみれば解ります。
磁石テストをしてみたところ、現在使っているシンクのステンレス
は、オーステナイト系と解りました。
新しいシンクに取り替えても新たに問題が発生する可能性もあり、
悩みと迷いが深まりました。しょぼ。
参考 ニッケル価格の推移(世界経済のネタ帳より)
確かに、2006年頃最高値をつけています。