引っ越しの準備。
一度も着たことのない和服の扱いをどうすべきか。
30年以上、たとう紙に入ったままです。
母の気持ちを察すると「嫁に行く娘のために、和服を縫う」という
ことをやってみたかったのだと思います。何せ母は和裁の仕事を
やっていたので。
とはいえ、私は茶道も華道も嗜まず、和服は苦手です。
そういや、昔は各職場にサークルなんかがあって、華道や茶道のお稽古
に勤しむ人がいましたが、今は会社帰りに(稽古で使った)お花を花合羽
に入れて持ち帰る人をほとんど見かけなくなりました。
noteで三頭谷鷹史氏が「いけばな人口は35年間で5分の1に激減してしまった」
と書いておられました。
今の停滞を打破する起爆剤となるような人物が現れない限り、衰退道になって
しまいそうですね。