いただきました。
コロ子がオーダーしたのはクリスマスメニューのデジュネA
(前菜+魚+肉+デセール)7,875円です。
アミューズ
前菜 豚足や頭肉、それにオマールをゼラチンで固めてある
メイン(魚) アンコウのグリエ
メイン(肉) シャラン産鴨の胸肉にフォワ・グラ(絶品!)
デセール 1
デセール 2
どのお料理も満足のできるもので、おいしかったです。
ただ、ちょっとお上品にそつなく整えられ過ぎている
ような気がしました。
ここのレストラン、ウエディングバンケットとしてもよく
使われるそうなので、おとなしい料理にならざるを得ない
のかもしれません。しかし、クリスマスの特別メニューなら
なおのこと、シェフの個性をもっと出して、挑戦しても
よかったのじゃないかしら。コロ子はそう思いました。
アーチボルド・カール・コーチャン(A. Carl Kotchian)氏が、2008年
12月14日カリフォルニア州レッドウッドシティ、セコイア病院で亡く
なりました。94歳でした。
コーチャン氏は70年代に、ロッキード社のジェット旅客機を売り込むために、
世界各国の有力者にお金をバラまいた人物です。日本では田中角栄氏が逮捕
されたり、オランダではユリアナ女王の夫君、ベルンハルト公も渦中の人と
なりました。
コーチャン氏は道徳的には間違っていたかもしれないけれど、どことなく
憎めないところがあります。
それは彼がクールなエリートというよりは、自分の腕一本でたたきあげた
ビジネスマンだったからかも知れません。
ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)の死亡記事に彼の略歴が記されて
いました。
1914年ノースダコタ州カーミット生まれ。育ったのはカリフォルニア州
のロングビーチ。大学はLong Beach Junior College(現 Long Beach City
College)に入り、スタンフォード大学に進んで学士号とMBAを取得。
ロサンゼルスのPrice Waterhouse & Co.で公認会計士としてしばらく
働いた後、 ロッキードの子会社Vega Airplane Co.に入社、以降は出世階段
をのぼります。
時として、彼は猪突猛進するところがあったようですね。航空会社から
受注の確約が一件もないのに、L-1011トライスターの組み立てに突っ走って
しまいます。
Kotchian spearheaded the development of the L-1011 jet, which Lockheed
began building without a firm commitment from a single airline, a risky move
that eventually cost the company billions of dollars.
(ロサンゼルス・タイムズ紙)
だから、売り込みでも突っ走ってしまった。彼の熱意が、結果的に国境を越えた
大スキャンダルを引きおこしたとも言えそうです。
事件の後、航空機産業における彼の人生は終わりました。ニューヨークタイムズ
(電子版)によると、ロッキード社を去った後は、カリフォルニア州でアルファルファ
農場に専念し、救世軍のためにお金を調達されたそうです。
コーチャンさんのご冥福をお祈りします。
しました。
飲んだお酒は、レイモン・ブラール。
RAYMOND BOULARD(シャンパーニュ)
これが中々おいしい。グラスがすすんで、あっという間に
酔っぱらってしまいました。
ケーキはジェラール・ミュロのブッシュ・ド・ノエルです。
こちらも良いお味でした。
最近労働者の雇用打ち切りが相次いでいます。
とても悲しく、悔しい思いです。
寒風吹きすさぶ中、労働者を放り出す一方で、経営者は
金田中で会合。こんな神経、まったく理解できません。
東京新聞 首相の一日 12月15日
けれど、コロ子が声を大にして大企業の経営者を
批判してみたところで、何の足しにもなりません。何か
できることはないかしら。.....考えついたのは、
ささやかでもお金を使うということ。みんなが節約に
走って、物を買わなくなれば、さらに経済を縮ませて
しまいますもの。
年始には車を予定通り買い換えましょ。この際、古く
なった電化製品なんかの買い換えも考えてみよっと。
浪費はいけないけれど、今は節約する時じゃない。
少しでも日本経済に貢献すべく、年末年始は(お金の続く
かぎり)消費したい。そう思っています。へへ!
クリスマスを盛り上げるのに欠かせないアイテムと言えば
ポインセチア、クリスマスケーキそしてシャンメリーです。
シャンメリーはさすがにもう飲まないけれど、スーパー
で販売されているのを見ると、とても懐かしく、子ども
の頃を思い出します。
ポインセチアは、一度買って次の年にまた葉を赤くしよう
として大変苦労しました。結局失敗しましたね~。難し。
クリスマスケーキは大好きです。でも、下記のような意味で
「クリスマスケーキ」という語はもはや用いられなくなり、
大変喜ばしく思います。
・クリスマスケーキ(出典:日本語俗語辞書)
クリスマスケーキはクリスマス当日の25日を過ぎると安い
値段でさばかれる。また、適齢期を過ぎても結婚出来ずに
いる女性のことを「売れ残り」という。ここから、24歳
までは男性に対し、結婚のための条件をいろいろつけていた
が、25歳を過ぎて条件を下げる(=自分を値引きする)女性を
クリスマスケーキという。ただし、結婚適齢期が高くなる
とともにこの意味では使われなくなり、現在、死語となっている。
食べる方のクリスマスケーキも、現在大半が予約販売となったため、
25日を過ぎて安売りされることは滅多になくなりました。
値引きシールが好きのコロ子としては、ちょっと残念です
(Dhaba India )にてお昼。
コロ子が行った日は日曜日だったので、(あいにく)平日
のランチメニューがありません。
飼い主はダバセット(2,800円)、コロ子はホリディランチ
(1,600円)をオーダーしました。
(写真はダバセット)
三角形のものがドーサです。インド風クレープとのこと。
しっとり感はなく、香ばしく焼けた薄いお煎餅のようです。
他に、ドーナッツの形をした「ワダ」が1ツついています。
この後に出て来たのが、ミールスと呼ばれるカレーのセット。
5種類のカレーが楽しめて、飽きません。
食べ終わる頃には汗がたらたら、香辛料が身体の中ではじける
ようでした。
お店はインド情緒満点! また行きたいと思います。