最初「イップ・マン」と聞いて
アイアンマンとか、そういう類い?
などと思いましたが、そうではなく
葉(イップ) 問(マン) という名前の
中国の武術家のことでした。
詠春拳の遣い手で、かのブルース・リーの師匠です。
この映画、漢(おとこ)だらけです。
女性は、奥さんと近所のおばさんぐらいしか出てこない。
そして、葉さんのまぁ清く正しいことったらない。
ひたすら修練、そして修練です。
争いごとを好まず(とはいえ、常に争いごとがやってくるのだけど)
鬼畜のような英国人をやっつけた後も
驕らず、謙虚。
主演のドニー・イェンのカンフーもすばらしい。
この作品は、実は続編で
このたび、ようやく前編(イップ・マン 序章)の公開が決まったそうなのですが
どうも日本のことを相当悪く描いていて
それでなかなか配給されなかったらしいです。うーむ。
それって、観たいような、観たくないような。
監督:ウィルソン・イップ サモ・ハン・キンポー
主演:ドニー・イェン