鍼灸院クラルテのスタッフ日記

院長・受付嬢・事務のおねえさん・掃除のおばさんを一人でやってるスタッフの日記です。
ゆる過ぎる頻度で更新。

救い方を探る本の旅(5)

2023-03-17 | 母ロス

天が二物を与えたSさんからオススメしていただいた
「無人島のふたり」(山本文緒 著/新潮社)読了。

「プラナリア」で直木賞受賞
最近では「自転しながら公転する」で様々な文学賞を受賞するなど
第一線で大活躍だった作者が
膵臓がんと診断されて、緩和ケアを受ける決心をしてからの日々を綴った日記です。


最初は胃が変だと思ったんです。去年(2020年)の終わりくらいに緊張する仕
事があって(テレビ出演)、それで胃をやられたと思って自分でガスター10を買って
飲んで、一時的によくなったように感じていました。(p14)


この「テレビ出演」、たぶんNHKあさイチのプレミアムトークのことで
「山本文緒さんって、ステキな人だな」って思ったのを覚えています。

それから1年も経たないうちに「亡くなった」ってニュースが流れてきて
本当に驚いたんだから。

途中まではきっちり毎日。
緊急入院を挟んで、また再開して
一度、中締め。
また、ぽつりぽつりと続いて
「明日また書けましたら、明日」で終わります。

コメント
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