昨晩のNHKスペシャル、テーマは「腰痛・治療革命 ―見えてきた痛みのメカニズム― 」でした。
最新の研究で、3か月以上続く腰痛(慢性腰痛)について
原因が「脳」にあることがわかり
その働きを改善することで大きな成果をあげている、とのこと。
慢性腰痛に苦しむ人のMRIを調べてみると
脳の「DLPFC」という領域の活動が著しく低下している
という共通点があったそうです。
で、このDLPFCは、疼痛を鎮める働きがあり
活動が低下することで
実際にはもう無い痛み=幻痛 が起こっているのではないかということらしい。
DLPFCの働きが衰える大きな要因は
痛みへの恐怖・おそれ。
そこで「認知行動療法」が有効な治療として認められ始めた、というのが
主な内容だったと思います。
ところで東洋医学では
あらゆるものを木火土金水の五行に配当した
「五行色体表」が用いられます。
その一部を上げると
木火土金水(五行)
肝心脾肺腎(五臓)
怒喜思憂恐(五志)
腰痛とは腎の病症のひとつなんですけど
腎に対応する五志(感情)は“恐”。
つまり、恐怖やおそれが腎を傷め、腰痛を惹き起こしているということは
すでにわかっていたんです!
その上
「急なれば即ちその標(今出ている症状)を治し、緩なれば即ちその本(根本の原因)を治す」
と言われ
急(急性)と緩(慢性)の治療をしっかり分けてもいるんですね。
東洋医学の英知に、科学がようやく追いついた一例です!(←したり顔)
最新の研究で、3か月以上続く腰痛(慢性腰痛)について
原因が「脳」にあることがわかり
その働きを改善することで大きな成果をあげている、とのこと。
慢性腰痛に苦しむ人のMRIを調べてみると
脳の「DLPFC」という領域の活動が著しく低下している
という共通点があったそうです。
で、このDLPFCは、疼痛を鎮める働きがあり
活動が低下することで
実際にはもう無い痛み=幻痛 が起こっているのではないかということらしい。
DLPFCの働きが衰える大きな要因は
痛みへの恐怖・おそれ。
そこで「認知行動療法」が有効な治療として認められ始めた、というのが
主な内容だったと思います。
ところで東洋医学では
あらゆるものを木火土金水の五行に配当した
「五行色体表」が用いられます。
その一部を上げると
木火土金水(五行)
肝心脾肺腎(五臓)
怒喜思憂恐(五志)
腰痛とは腎の病症のひとつなんですけど
腎に対応する五志(感情)は“恐”。
つまり、恐怖やおそれが腎を傷め、腰痛を惹き起こしているということは
すでにわかっていたんです!
その上
「急なれば即ちその標(今出ている症状)を治し、緩なれば即ちその本(根本の原因)を治す」
と言われ
急(急性)と緩(慢性)の治療をしっかり分けてもいるんですね。
東洋医学の英知に、科学がようやく追いついた一例です!(←したり顔)