クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

留学の会社の方々との夕食会

2015年11月30日 | その他
 いよいよ師走に入りますね。この数年は1年が過ぎるのが早く、もしかして私は何月かをスキップしてしまってない?などと思ってしまいます
 さて、今夜は、以前からブログにも登場をしている(株)海外教育研究所の方々との夕食会に行ってまいりました。
 私は、将来、マナーズの卒業生達が海外留学をする時のために、いろいろなお話をお聞きしたいと思っていましたし、先方は日頃から留学をする子ども達やそのご家庭と関わっていらっしゃるので、ご一緒することで何らか参考になることを・・・と、双方の思いがフィットし、とても有意義な夕食会になりました

 留学に関する諸々に関しては、また別の機会にでもお話をすることとして、今夜、私がとても興味深く聞いたことを、是非ともご紹介したいと思います
 それは、「現在の日本の多くの子ども達は、一人で勉強ができないために、海外の学校生活で困ることが多い」、という話題でした。
 
 アメリカであっても、イギリスであっても、カナダでもオーストラリア、ニュージーランドでも、学校では「子ども達が自分で計画的に考えて勉強する」という習慣がついているのですね。ところが、そういう環境に日本人が留学をしていくと、たちまち「自分一人では宿題も、課題も満足に済ませられない」日本人の子ども達は、急にまごつき、困ってしまうのだそうです。

 日頃からたくさんの留学をする子ども達と関わっている(株)海外教育研究所の方々がおっしゃるには、今の日本の子ども達は、小学校低学年の頃から「家庭では親に指導され、親に側でいてもらい、親の言われたように勉強する」という習慣がついてしまっている、というのです。
 帰宅したら、「宿題は?」と親からたずねられ、「〇○、と、△△だよ。」と言うと、さあやりましょう!という感じで、親と一緒に宿題をし、親の管理下で学習をしていて・・・学年が上がり、中学生になると、中間テストだ期末テストだというと、親の計画の通りに試験の準備をして、親と一緒に勉強をする・・・こういう自主性のない悪しき習慣が出来上がってしまっているのだそうです
 だから、海外の学校で「自分で決めて、自分で実行する」というスタイルで勉強をしなくてはいけなくなると、とたんに「どうやったらいいのか、わかんない・・・、できない・・・帰りたいなあ・・・」のようなサイクルが生まれてくるのですって
 いやいや、聞いていて、びっくりしました。でも、笑いごとじゃないですよね。
 「日本人の留学生は、一人で勉強に取り組めない」という評判にもなったりするそうです

 子どもの成長のための勉強のはずが、実際には悪い成績を取らせたくない、効率よく試験準備をさせてやろう、という親の「自己満足のため」に、結局は「過保護」な関わり方をいつまでも続け、無意識のうちに子ども達を無能にし、だらしなくさせているのですねえ・・・

 自分自身のための勉強なのに、自分できちんと管理できない、という今の子達は、今後、苦労をするでしょうね そして、それ以前に、留学をしても価値ある有効な時間を自力では過ごせなくなる・・・これはあまりに残念ですねえ。

 幼児教室マナーズの教育の柱である「自分で考え、自分で決断し、行動する子どもを育てる」は、私が3歳から6歳の子ども達に、すでに実践しようとしていること、です 
 やはり、このことの重要性を実感し、家庭教育の中でも実践していかなければ、自分ひとりでは何も出来ない「困ったちゃん」が増殖していってしまいます
 今夜は、とてもとても考えさせられました・・・

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ジュエリー・マナーズ 豆知識

2015年11月20日 | 楽しいお話し
 町のあちこちではクリスマスツリーが見られる季節になりました
六本木ヒルズのけやき坂でも、早々とイルミネーションが始まり、今年もそろそろ東京タワーの借景とあいまって、たくさんの人で賑わうようになるのでしょう。

 さて。
ここのところ、ずっと受験や学習関連のことを話題にしていましたので、今日はガラッと趣をかえ、ジュエリーについてお話をしましょう
 昨日は、東京ステーションホテルで「ガレリアフェスタスペシャル」と銘打ったジュエリーフェアが開催されました。
 私は午後の遅い時間から会場に向かったのですが、やはり、ジュエリーに囲まれると、大きなエネルギーをもらいます
 11月は「秋の保税展」があり、世界から集まった新作のジュエリー達、日本には輸入されていないため、見ることのできない工房やデザイナーのジュエリー達にパワーをもらいました。毎回、その数も輝きも圧巻ですが、今回のフェアもまた違った意味でとても楽しめました。
 ジュエリー・マナーズでご案内をするフェアは、なかなか町のお店やデパートでは紹介されないジュエリー達が中心だから、なのですね

 ジュエリーなんて私には無縁・・・興味がない・・・敷居が高くて行く気になれない・・・という方のために、今日は面白い豆知識を
 みなさんは、宝石は枯渇していくもの、いずれはなくなっていくもの、という事をご存知ですか?
 私の夫は、大学時代、地下資源である「石炭や石油」についての学科でしたし、そういう仕事に就いていたために、好むと好まざるとに関わらず、私は結婚以来この30余年、石炭や石油、特に石炭については一般の人よりも知識が豊富です
 その地下資源。石炭が昔日本でも「黒いダイヤ」と呼ばれたことでもわかるように、じつは、宝石も「地下から産出される資源」です。
 ただ「資源」とは、厳密には「自然界から得られる産業に役立つもの」に対しての呼び方ですから、宝石は「資源」ではなく、「地下から産出される鉱物」と表現すべきでしょう

 石炭や石油が、どんどんエネルギー資源として採りつくされていくと、埋蔵量が減り、そのうちに無くなってしまう・・・と同じで、ジュエリーとなる宝石の原石も、掘りつくされてしまえば、無くなってしまうのです

 ダイヤモンドの中でも、高価なダイヤとしてとても有名な「ピンクダイヤ」を産出することで有名な、オーストラリアの西オーストラリア州にある「アーガイル鉱山」。この鉱山も、すでに露天掘(簡単に説明をすると、土地の表面からどんどんと重機を使って削り掘っていく方式)は終了し、坑内掘(地下を削り掘っていく方式)になり、あと数年でこれも終了する、と言われています。
 世界各地で産出される、比較的、宝石としては安価な(産出量が多いものは、当然、安価になるわけです)トルマリン。その中で、希少性が高いために、他のトルマリンとは比較にならない「パライバトルマリン」は、本当に形容しがたい美しい澄んだ水色で、ジュエリー好きには人気の高い宝石ですが、このトルマリンを産出していたブラジルのパライバ鉱山は、すでにトルマリン鉱脈は枯渇し、閉山しました
 テレ〇ショッピングなどで、「なななんと、このパライバトルマリンが、この価格ーー」のように紹介される安価なものは、アフリカで産出されているものです。確かにトルマリンですので、宝石には違いありませんが、色はパライバ鉱山で産出されるものとは比べ物にならない色の薄さだったり、その一部は自然色ではなく、熱処理を施されているためにその水色になっていたり・・・と、厳密には「パライバトルマリン」とは呼んではいけないもの、であることがほとんどです

 今日の話題は、希少性を求めるか否か?とか、高価な宝石こそが良い宝石なのか?云々かんぬん、ということではなく、1つの知識として、「宝石の原石は、いずれは掘りつくされてなくなってしまい、そういう状態になると、流通しているものだけであちこちの工房やデザイナー達が、ジュエリーとなる宝石を奪い合うような時期が来る」という、普段はあまり話題にされないことを「豆知識」としてご紹介しました

 私の考えるジュエリーとは、「女性の身を飾る宝飾品」という意味だけではなく、「自然界からの大きなパワーやエネルギーをもらえるもの。実を飾るだけではなく、知識を持って装い、自分自身に自信を品格を与えてくれる高貴なもの」です

 次回の「ジュエリー・マナーズ」は、1月16日の土曜日、新春のジュエリーフェアです。
 知識とパワーの宝庫でもあるジュエリー・マナーズにも、是非ぜひ、また興味を持ってくださいね

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応援メッセージ、感謝しています!

2015年11月10日 | その他
 こんにちは。今年の秋は、紅葉が美しいですね
 ここ数年、猛暑の後に、すぐに寒くなる・・・というような季節以降の感がありましたので、今年のように「徐々に涼しくなり、秋が深まっていく」という感覚を味わうのは久しぶりの気がします
 私にとっての秋は「楽しむ季節」ではなく、「戦って祈る季節」なので、どうしても「楽しむ」という意識は低く、気づけば師走目前で町はクリスマスイルミネーションに彩られています。今年は町中の道を歩くだけで、紅葉した桜やイチョウの落ち葉を踏みしめて歩く楽しみがあり、何だかとてもホッとします

 さて。
本年度の考査も、いよいよ終盤にはいりました。今年も、みなさまからたくさんの応援メッセージを頂戴し、本当にありがとうございました
 私からの言葉にも、当然、みなさま真剣に耳を傾けてくださいますが、やはり私とみなさまとは立場が違います。
 そういう意味で、経験者でもあり、同志でもあるマナーズ卒業生の方々からの励ましや、応援は、考査の渦中にある方々の心の支えになるようです。
どんなに短いメッセージであれ、心のこもった言葉には魂が宿ります。「言霊」ですね。今年も、みなさまからいただいたメッセージを紹介し、考査の渦中にある年長児家庭のお父様、お母様から感謝のお言葉をいただきました
 この場を借りまして、応援メッセージを送ってくださったみなさまに、心より感謝申し上げます 喉元過ぎれば熱さを忘れ・・・の諺通り、我が事のことには一生懸命でも、終われば所詮は他人事、という方達の多い中、こんなふうに応援していただけることは、本当にありがたいです ありがとうございました

 とは言え、まだあと二週間は考査期間中です。引き続き、マナーズの年長児達、全員の進学先が無事に決まるまで、静かな応援を引き続き、よろしくお願いします

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我が子の短期留学を考える No.1

2015年11月01日 | 楽しいお話し
 アップが1日遅れました すみません
今回は、短期の海外留学についてのお話をさせてください。

 4月30日のクラブ・マナーズニュースで、小学生、中学生、高校生の海外留学に関して、安心してご相談をしていただける企業として、私が自信を持ってご紹介したのが(株)海外教育研究所でした。大学生、社会人の留学に関しては、この会社の別部門として「EDU*Japan」があります。
 この企業に関しては、各ホームページをご覧いただき、また、私からの留学に関するメッセージは、是非ともあらためて4月30日にアップをした「留学、短期留学、サマースクール等について」をご覧ください

 先日、こちらの担当者の方とお目にかかり、いろいろとお話をさせていただきました。その後、お礼のメールをしたところ、いただいたお返事の中で非常に印象に残るお言葉がありましたので、是非ともご紹介させてください

 『留学というと英語に焦点があたりがちですが、語学力以上に人間力(生き抜く力)を身につけてほしい、そういう気持ちを強く持ちながら私達は日々お客様と接しております。
 柔軟性があり好奇心が盛んな小学生での留学は興味の幅が更に広がり、多感な時期を過ごしている中高生にとっては自分を見つめなおす機会、また将来の道へのヒントを得られるチャンスもある事でしょう。
 日本だけではなく世界においての自分の立ち位置を理解する事が真のグローバル人材への第一歩ではないかと思います。
 また、たとえ留学期間が短くても留学は子供だけの成長でなく、送り出す親御様の成長(子離れ、子供を信じる力)にも繋がります。
 親の成長が子供の成長に、その子供の成長がまた親の成長に。
 私達がしている 事がこのような正のスパイラルをもたらし、ささやかながら間接的にでも社会貢献に繋がれば嬉しいです。』


 私はこのお言葉を読み、大変感動いたしました。やはり、この(株)海外教育研究所をみなさまにご紹介し、同時に、この企業の方々に私の教育理念をもお伝えし、ご理解をいただけたこと・・・間違っていなかった、と確信しました
 これは、小学校受験準備の教室が、「合格すりゃあ、いいんでしょ!」ではなく、「準備を子どもの真の成長へのチャンスに!」という思いで実践することによく似ています
 
 今日は少し長くなりますが、今年の夏、この(株)海外教育研究所から短期留学をした小学生、中学生、高校生の留学後の感想をご紹介いたします
 進級、進学を迎える春休みの3月、そしてもちろん来年の夏休み。我が子の短期留学を考えてみようかな・・・とお考えいただくご参考にしてください (ちなみに、今年の夏休み、マナーズの卒業生、大学2年生が(株)海外教育研究所のお世話になり、アメリカのシアトルに短期留学を果たしました。春休みには、マナーズの卒業生、高校1年生が短期留学いたします

       

  行ったことのなう国にいってみたかったので参加しました。ホストファミリーがとても優しくしてくれました。バスタブに入れなかったことが大変でした。今度は長期でたいざいしてみたいです。
 R・S君 7歳 カナダ

  わたしは授業ではフランス語を習いました。今回、ルームメイトが二人いました。とても仲良しで思いやりのある友達でした。クセニアはロシア人で、ルイサボはポルトガル人でした。日本でいつもできない乗馬やアーチェリーができて、行って良かったと思います。
 A・Sちゃん 10歳 スイス

  英語でコミュニケーションを取ることをもっと上手になりたいと思い参加しました。英語の授業を通じて積極的に発言する大切さを学びました。寮滞在は授業が終わってからも同寮のルームメイトともコミュニケーションを取ることがでじゅ、仲良くなれます。アレキサンダーは海の近くなので涼しくて良かったです。食事はあまりおいしくなかった。
 R・Y君 14歳 イギリス

  留学をした方が、今後の自分のためになると思ったから参加しました。授業では家族のことを紹介したり、教科書やビデオを見て先生の質問に答えたりしました。アクティビティーでは役をもらい、皆の前で歌ったことが印象に残っています。皆のリアクションが大きくて嬉しかったです。次も今回みたいに日本人が少ないプログラムに参加したいです。
 K・Oさん 16歳 アメリカ


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