クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

「狂言」って、すごく楽しい!!

2022年10月31日 | 楽しいお話し

 ごめんなさい!一日、アップが遅れました
「最近はね、クラブマナーズ・ニュース」は、一か月分、全部最後の30日の回に、3回分貯めて読むのですよ!」と教えて下さる卒業生の方がたくさんおいでになります。まさに、昨日はその「30日」だったのに・・・ですね、すみません

 さて。
 昨日、私は初めて「狂言」を観に行きました
前日の夜に降って湧いた話、でね。高校の創立100周年の同窓会に出席してきた主人が「2期下の後輩が、この狂言の開催に関わっていてね。もし良かったら、明日、観に来ませんか?って誘われた」とチケットを持って帰ってきたのでした。
 主人は以前に1度だけ母校の大学で催された狂言の特別講演を観ていて「面白かったよ!」と話してくれていたのですが、なかなか自ら進んでチケットを購入し、観に行く・・・という機会を作ることはなく、そのままになっていたのでした
 正直なところ「明日、狂言を観に行こう」を言われた時には、心の中では「ええええ?明日は、先延ばしになってきてるパパのタンスとクローゼットの服の入れ替えをする予定だったでしょう?来週の日曜は予定があるし、私一人ではどれがクリーニングかわからず、入れ替えることは出来ないんだもの・・・」と、かなりブルーに。
 でも、せっかくの狂言のチャンス・・・ということで、結局はワクワクと出かけました

 狂言ってね、「喜劇」だったのですね。ぜーんぜん知りませんでした。ごめんなさいね、すでに十分にご存知の方も多い中で、物知らずの私が、今さらこんな解説をして
 約650年ほど前、室町時代に誕生した狂言は、その当時から庶民の暮らしや、いろんな逸話などをおもしろおかしく対話形式で表現した芸能で、確かに昨日の3つのお話、「腰祈」「狐塚」「花子」でも、何度も声を出して笑いました

 いやー、何から何まで目からウロコで・・・本当に楽しめたのでした
そこで こんな企画を見つけたので、ご紹介をさせてください。そして、是非ぜひ、ご都合がつけば、足を運んでいただくもの一興かと思います

  ファミリー狂言会 

 日時 : 2023年1月21日(土) 午前10時30分開場 午前11時開演
 場所 : 国立能楽堂 : 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目18−1 国立能楽堂
  狂言のおはなし 狂言「口真似(くちまね)」狂言「蝸牛(かぎゅう)」狂言たいそう
 正面席 ¥3,500 (5歳~高校生・60歳以上は半額 ¥1,750 )
 中正面席・脇正面席 ¥2,500(5歳~高校生・60歳以上は半額 ¥1,250 )
  ※入場は5歳以上。全席指定

ファミリー狂言とは・・・(パンフレットの抜粋)
 初めて狂言をご覧になる方や、子どもから大人まで気軽に楽しめる狂言会です。狂言を見るコツや見どころのお話もあり、オリジナルの狂言たいそうで体を動かして狂言を体感してください。

 詳しくは、(株)萬狂言 http://yorozukyogen.jp でご覧くださいね
1月のこの公演については、詳細は記載されてはいませんが、このホームページで、もう少し詳しく狂言のことを知ることができますよ。
 この機会、お薦めです 楽しく親子で日本の伝統、文化に触れ、感じ、学ぶ、素敵なチャンスになることを願っています

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お仏壇のこと

2022年10月20日 | 楽しいお話し

 今年の秋は、なかなか気温もお天気もはっきりせず、気分は上向かない・・・と思っている方は少なくないでしょうね 本来ならば「天高く馬肥える秋」のはず。
 でもやっと、ここ2日ほどは秋らしい青空が見え、朝から空を眺めました 雨女の私ですから、恵みの雨も大いに楽しみ、あまり鬱陶しいと感じたことはありませんが、それでも、朝起きてカーテンを開けた時、見える空によってやっぱり気分は違います

 さて、タイトルの「お仏壇のこと」とは???
きっと、あんまり縁起の良い話題ではないわね・・・と思われた方もおいでになるでしょう。ごめんなさいね ただね、我が家のお仏壇は、「ちょっと自慢できるもの」なのです、フフフ。
 長男の夫、一人っ子の私。いずれ双方の親が他界したら、それぞれのお位牌をお祀りすることになる・・・私は父が長男だったため、結婚前は「仏壇のある家庭」で育っていたので、若い頃からずっと「どうするのだろうなあ」と考えていました。
 奇しくも、お舅さんが67歳という若さで亡くなり、お位牌は20年以上もお姑さんがお祀りしてきました。
 ・・・とまあ、細かい話はさておき、私は「縁起でもない」とは考えず、両親達が他界した後も、気持ちよく過ごしてもらいたい、過ごしてもらおうという思いから、10年ほど前、「現代仏壇」と呼ばれる、新しい様々な形式のお仏壇を製作している会社のショールームを訪れました。これこれしかじかと相談していき、たどり着いたのが「壁掛け式のお仏壇」です
 縦は1m10cm、横は60cm、素材はウォールナット材(じつは、もっと明るい色のものもありますよ)。可動式の、長さの違う同素材の棚が何枚か付いていて、そこにお位牌をお祀りしたり、仏様やお写真や、仏具、記念のものを飾れるようになっているのです。べつに「2つの家を一緒に祀るためのお仏壇」というわけではなく、「いろいろな考え方で、いろいろな使い方をなさってください」というもの。
 2019年にお姑さんが亡くなった時点で、このお仏壇が我が家にやってきました 
そして、2020年、2年前に私の母が亡くなり、両親4人がすべて他界した後は、このお仏壇にそれぞれの両親の夫婦位牌を祀っています。ちなみに、夫の両親のお位牌は、ウォールナット材で、木目のきれいなお位牌です。私の両親のお位牌は、ヒバ材で表面は深い紫色、テカっとした仕上げ、台座にシルバー材の小さな花輪が巻かれています。
 ヴェネチアグラス製の仏具、写真立て、金色の真ん丸のお鈴、等々。「ほんま、えらいモダンなところに住ませてもーてますなあ、私らは、はっはっは」という、お姑さんの声が聞こえそう・・・まあ、それも自己満足でしょう?と言われてしまうと、そうなのでしょうが

 夫の両親、私の父のご命日は、10月。私の母は、11月。
秋のこの時期は、親達の命日ラッシュです。写真の中で笑っている4人の親達に手を合わせ、どうぞどうぞお守りくださいと深々と頭をさげる私の秋、です

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今年もこの時期がやってきました!

2022年10月10日 | みなさまにお願い

 今年もこの時期がやってきました
ここ数年は、出願の時期も早まり、神奈川県下の小学校は、8月の20日過ぎからネットによる出願が始まりました。
 コロナ禍にあって、一層、「ネット出願」「ネット〇〇」が急増。ポチっとクリックするだけで多くの事が済んでしまい、例えば以前のように夜中から学校の近所に車を停め、志願者の保護者が出願のために校門の前に並ぶ様子を確認する・・・というようなことは「昭和の昔話」時には「笑い話」になりました。こういう大きな変化を、私は正直、苦々しく感じていたのです もっと万事に苦労しなさいとか、安易に何でもできることに慣れてはいけませんよとか。言い換えれば、子育てを楽しむよりも、もっと子育てで苦労しなさい、というような思い・・・とでも言うのでしょうか。

 けれど、最近になってやっと気づき始めています
世の中がどんなに便利になっても、その時代、その時代で、親達はみんな、子育てに悩みを持ち、一生懸命になっているんだな・・・と。
 確かに、苦労をする内容が違うというのか、方向性が違うというのか。上手く表現することは出来ませんが、どんな時代でも、親は子を思い、子どものためにがんばっている

 そういうことに気づけて良かったです
そうでなければ、「昔は良かった」と文句ばかり言い、今を認めない、ただの懐古主義のバアサンになってしまうところでした
 私が懐かしんでいる昭和の時代であっても、私の親達、戦前派の親達は「今どきの親達は・・・」と眉間にシワを寄せて語っていたのですものね

 神奈川県下の考査は、来週の火曜日から始まります
すでに小学校でも高学年になったり、中学受験の準備が始まっていたり、我が子はすでに中高生になって、全く違う悩みで毎日を過ごし、小学校受験の頃のことは「古(いにしえ)の遠い思い出」になっておられる方も多いことでしょう。でも、しばし、当時のことを思い出してみてください ぎゅっと胸が痛かったこと、不安で押しつぶされそうになったこと、などなど。
 そして、マナーズの年長さん達だけではなく、今年、小学校受験に向かわれるすべての親子達のために、無事に天の神様に導いていただけるように、健康上の問題を抱えず、最後まで受験を終えられるように、祈ってあげてください
 たくさんの祈りは、必ず届きます どうぞよろしくお願いします

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