クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

時間の使い方

2023年04月30日 | 教室の近況報告

 一気に夏のような陽気が続く日がやってくるのかとドキドキしていたら・・・いえいえ、ひんやりの日もたくさんあって、「冬のお制服」が汗だくにならなくて良かったですね
 特に入学式を終えて間もない「1年生」にとって、制服はワクワクするもの。なのに、それが登校時から汗でベトベトになって、心地悪いものであったとしたら・・・悲しいですものね
 とは言っても、いよいよGWが始まりました。多くの学校では、このGWを境にして、「一部、夏制服の着用もOK」という移行期を設けていますよね、今では。
 昭和の時代のように「6月1日が衣替え」などと言っていては、みな冬制服のせいで熱中症になってしまいます

 さて。
最近、私は「時間」というものを深く考えるようになりました
古今東西、貧富に関係なく、誰にも平等に与えられる時間・・・65歳になってからでしょうか、私は今まであまり意識的に考えなかったことを、あらためて見つめ直す?考え直す?ということがよくあります。その、考え直すこと、見つめ直すこと、の一番が「時間」というものについて、です。
 朝起きたら、新しいこの一日をどのように過ごすか?
私の場合、毎日決まった時間に教室に出かける、という形態の仕事ことではなく、毎日のルーティンが非常に厳しくあるわけでもありません。そんな私の毎日が良いのか良くないのか、などという価値観で人生を考えたことはありません。ただ、「自分に与えられた今!生き方?をありがたく受け入れ、そのすべてに感謝し、不平不満を言わず、粛々と毎日を過ごす」ということが私の日課であり、私の信念です。
 そんなふうに思い、実践するようになったのは、今から14年前、息子の心臓の弁置換手術が無事に終わり、一度は諦めかけた息子の命を助けていただいてから、ですね。このことは、私が生涯をかけて感謝をしなければならない、と思っています。だからこそ、私は一日、一日、一瞬一瞬をとてもとても大切にしてきました
 でもね・・・今年の1月10日、このブログに「今年いっぱいで教室でのクラスを終えることにします」と書いた時、「居眠りをして、パソコンで同じ字を何字も何字も打っていた、etc.etc」のように、私は大切にしていたはずの「一瞬一瞬」を、意図せず、無駄遣いをしてしまうことが多くなったのです~ 居眠りだけではなく、計画性なくダラ~っと過ごしてしまったり・・・
 今までの私には、そういう時間は、ほとんどありませんでしたからね。加齢のせいだけにはしたくありません もちろん、加齢が原因ということもあり、何パーセントかは「仕方がないです」「それは当然です」ということかもしれませんが。

 5月1日、孫は1歳を迎えます すでに昨年の端午の節句は、生後4日目でしたが、まだ病院にいたため、初節句は次年度に・・・ということになりました。そんなことで、私はひと月ほど前、孫の兜を見に大宮市まで出かけました。たまたま、娘夫婦が見つけた「これが素敵」という兜の工房が大宮だったから、です。
 すでに関東に暮らして40年。しかし、やはり元は関西人だった私には、関東の地域の土地勘がなく、「行ったことがない」という所がたくさんあります。大宮、もその一つでした。
 大雨の降る日曜日、私は見学の予約をした時間を目指し、大宮に向かいました 新幹線も考えましたが、海外出張で主人も留守の休日。悪天候とは言え、ちょっとした小旅行気分で在来線で
 図らずも、かなりの珍道中だったのですが、それはまた別の機会にお話をするとして・・・その大宮の「小旅行」を終えて帰宅すると、朝、家を出てから5時間半が経過していました。
 5時間半・・・電車を3回乗り継ぎ、タクシー乗り場もない小さな駅から工房まで、大雨の中、30分近く歩き、復路も雨でタクシーは出払って呼んでも来ずにまた30分テクテク・・・昼食をするつもりが大宮駅中のレストランは長蛇の列で、食べるのを諦め、帰宅。まさに、内容のと~っても濃い5時間半

 もちろん、「意図せずの居眠りと、不本意のダラ~」で5時間半も費やすことはありませんが それにしても、この大宮行きの5時間半は私に「ああ、こんなにもたくさんのこと、経験の出来る時間だった」と思わせてくれる時間でした。

 みなさんは、どんな時間の使い方をされますか?そして、どんな時間の使い方をした時、ニマっと笑って満足されるのでしょう?ちょっと、他の方の思いを知りたいなあ、と思いました

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季節を愛でる、季節を感じる

2023年04月20日 | 楽しいお話し

 今年は、桜の季節はあっという間に終わってしまいました
その後は気温の高い日もあって、まさに「地球の温暖化」を身近なものとして実感する気候です

 日本人は桜が大好き。なのに、ここ3年間はコロナ禍にあって、お花見で浮かれる気分を味わうこともなく過ごしたため、今年は一気に弾けてしまった感あり、です
 でもね、春の楽しみは「桜」だけではありません
みなさんのご近所に「イチョウの木」はありませんか?イチョウの木・・・こちらも、すっかり黄色に色づく季節には愛でてもらいますが、青々と葉を茂らせる季節には、あまり眺めてもらえない木のように思います。
 そんなイチョウの木。今週に入ってからは、かなり葉っぱが大きくなってしまったかもしれませんが・・・気温が上がってくる頃、裸んぼうだった枝々をよーく眺めてみると、小さな葉っぱが急に出てくるのです その葉っぱ、まさに私達がよく知っている黄色に色づく葉っぱの「ミニチュア」のようなものでね すごーくかわいいのですよ。そうですねえ・・・最初に芽吹く頃は、大人の親指の爪の大きさのような葉っぱ、なのです そんなミニチュアのような葉っぱが枝々に出てきている様子は、とってもコミカル?とでも言うのでしょうか。

 日本には幸いにも四季があります。その四季そのものを楽しむだけでなく、次の季節への移ろいを「五感で感じる」ことは、本当に素敵なことだと思います。ただ、〇〇の花が咲いた!〇〇が市場に並んだ!〇〇がおいしい!というような、代表的な季節感だけではなく、わずかな変化にも目を留め、愛でる心・・・そんな暮らしの中の「潤い」とも言うべき感性を、今の時代を生きる子ども達にも持ってもらえたらいいなあ、痛切に感じます。
 そのためには、子ども達のまわりにいる両親や大人達こそが、そういう感性を持たなければいけないでしょう

 今夜のお献立は、タケノコとエンドウ豆の天ぷらです。昔、母がよく作ってくれました。タケノコの木の芽和えも大好きでしたが、香りの強い野菜があまり好きではない夫には、あまり好まれないので、こちらは長年、食べていません 来月、夫が出張に行っている間、久しぶりに作ってみましょう、ふふふ

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働くママ達、ごめんなさい!

2023年04月10日 | その他

 ご入学、ご進級、おめでとうございます
新しい出発に胸ワクワクさせたり、クラス替えでちょっと凹んだり・・・4月は「はらはら」「どきどき」「わくわく」ですね。
 そんな子ども達の様子に、パパママ達も同じ気分。特に「落ち込む」子どもを感じた時には、本当に悲しくなるもの、です。そしてついつい「大丈夫、がんばりなさい」などと、安易に言葉かけをしてしまう・・・いやいや、決して「安易に」ではないものの、自分が辛いこともあり、自分をチアアップするためにも「がんばれ」という言葉を、気づけばすぐに使ってしまう・・・それが親、だと思います
 でもね、最近はよくよく思うのです。子どもは一番欲していることは、「がんばれ」の言葉ではなく、「共感」ではないのか?と。
 辛い、悲しい、悔しい・・・などというネガティブな我が子の言葉を聞いた時、ドキッとして、うろたえたとしても、まずは一緒に「そうよね、辛いよね・・・」「うん、悲しいよね・・・」「ママも悔しい・・・」と共感してあげること。それが、まず、必要なことではないのか?と。
 がんばれ~!とエールを送るのは、あくまでも、共感のあと、であるべき、だと。

 さてさて、私事で恐縮ですが・・・
まもなく仕事に復帰する娘。それに伴い、今月3日から、生後11か月を迎えた孫は「保育園に入園」しました 最初の1週間は慣らし期間ということで、3時間足らずのお預け。けれど、孫は最初の3日間はずーっと泣いていた、とのこと。やっと週の後半になり、少しずつ遊べるように・・・
 私が幼児教室マナーズを開校したのは、娘の入学と同時期なので、私には「保育園に預ける」という経験がありませんでした。ですから、孫の保育園生活には興味津々です。
 幼稚園と保育園、どちらがどう、ということではなく あくまでも「まどか先生の感想」として、保育園児達の何でも自分で出来ること(出来なくても、自分でしようとがんばること)には、常々感服、感動していた私としては、保育園児達が「どのような毎日を過ごしているのか?」を知りたい!と思っていました。

 先週、初めて孫のお迎えのため、娘と一緒に保育園に行きました。緊急時の連絡先になっている私は、時には娘(娘婿)の代わりにお迎えに行かなくてはなりません。そのたびにグーグルマップに頼っているようでは、緊急連絡先にはなり得ませんものね
 保育園の門の前で、娘がインターフォンを押し、「さくらんぼ組の〇〇です」と声をかけると、カチャンと門の鍵が解錠され、こんな声が聞こえてきました。
 「お母さん、おかえりなさ~い
我が子を預ける園の先生から、私が初めて聞く言葉、「おかえりなさい」。その言葉に「???」となりました。なぜって?私は母親として、幼稚園の先生からは「おはようございます。こんにちは。さようなら。」としか、言われたことがなかったから、です。
 しかし、保育園にお迎えに行くパパ、ママ達は、ほぼ皆、お仕事を終えて我が子を迎えに行く・・・だから、保育園の先生達が、お迎えのパパママ達に「おかえりなさい」と声を掛けられるのですね。知りませんでした。
 仕事を終え、社会人の顔だった働くお母さん達が、保育園の前で「我が子のママ」の顔になる・・・ああ、そうだったんだなあ・・・
 朝、保育園に我が子を預けると、先生達はパパやママに声をかける・・・「いってらっしゃい」と。駅に向かう間に社会人となり、今日一日の仕事に思いを巡らせる。

 働くママ達、ごめんなさい
私はわかったような口を叩きながら、本当はわかっていなかったことがたくさんあったのだ、と思います ママ達に理不尽な要求をしたり、不理解から残酷な言葉を発していたかもしれません
 時間は巻き戻し出来ないので、そんな私の「ひどい仕打ち」で傷ついた時のママ達に詫びることも、別の理解ある言葉かけもできませんが・・・とにかく、遅ればせながら、お詫びをさせてください

 人生は、毎日は、本当に「学び」ですね。
初めて知ること、気づくこと・・・そういうことに出会うたび、たくさんのことを感じ、考えます。それは、生後11か月の孫も同じなのではないか?とも思います。今までずっと一緒だったお母さんがいなくなり、お母さんのように優しい声で語りかけてくれる先生と呼ばれる人達に囲まれ、自分と同じような仲間がそばにいて・・・きっと、驚きの連続なのでしょうね。
 65歳の私としては厚かましいことかもしれませんが、それでも、11か月の孫と同じ感性で、日々をワクワク感を持って過ごしたい、そう考えています

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