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クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

親が子を育てる

2020年03月30日 | その他

 やっとお約束の日にち通りにアップします ここのところ、アップが遅れることが多かったことを猛省。年齢のせいにしてはいけないのですが、以前よりも「一つのことに神経が集中すると、他の事が疎かになる」という傾向が強くなりました 今までは、同時にいくつものことを自分に課し、そして実行、完結できていたのになあ…と、自分の不甲斐なさを感じています
 いやいや、これは私の大好きな言葉「心意気」で、しっかりと改善させなくてはなりません 本当に失礼しました

 さてさて。世界的に一向に収束に向かう見込みの見えないコロナウイルスです。
週末は不要不急の外出を自粛すること、との要請が東京都でも神奈川でも出たことにより、町中は「やっと」静かになりました。六本木のミッドタウンもヒルズも、商業施設全体が臨時休業であったことも大きな効果につながったのだとは思いますが、いつもは「若年齢層」で賑わう場所も、ほとんど人がいませんでした。
 私は木曜、金曜に買いだめをしなかったため、昨日は朝からスーパーマーケットに食材を買いに行き、結果的に上記のような「確認」をすることとなりました
 ミッドタウンの桜並木も満開 コロナウイルスの感染が、この日本の美しい時期に重なってしまったことは何とも残念ではありますが、そういう次元の話ではありませんものね。
 私は毎年、上野公園の桜の木の下で宴会をし、酔っぱらっているオジサン群をテレビで観るたびに、ため息の出る気分に襲われるのですが、今年はがんばって自分の欲求を抑え、自宅飲みをしているであろうオジサン達に拍手 
 それに引きかえ、フラフラと町中を平気で歩いている若者達。カメラに顔が映っても、インタビューを受けても平気そうな様子を見ていると、本当に情けなくなってしまいます

 私はね、思うのです…
そんな若者達に育ててしまったのは「親である」とね。

 幼児教室マナーズを開校してから25年が過ぎました。その当時は、まさに私自身も「子育て」をしている渦中にあり、通ってきてくださるご家庭のご両親達と一緒に、私も自分を鼓舞したり、戒めたりしながら日々を送っていたのでした。
 それから、すっかり年月が流れ… 正直、良い悪いという観点からではなく、「家族の在り方」「親子の関係」は大きく違ってきているなあ、としみじみ思います
 ここ10年くらいは、「お友達のような親子」「毎日を一緒に楽しむ仲間のような親子」が多くなったなあ、と感じます。
 もちろん、毎日の暮らしは楽しくなくてはいけませんよね それがいけない、と感じているわけではありません。ただ、これが適切な表現かどうかは何とも言えませんが… 「我が子が将来、親の庇護のもとを巣立ち、社会に出ていき、一人で生きていかなくてはならない存在である」という認識が低いのではないだろうか?と感じてしまう両親が増えている、ように思うのです。
 家族での毎日は、平穏で楽しいほうが良い。
 企画した、家族でのイヴェントは楽しいほうが良い。
 子どもを叱って、気まずい空気が流れるのは、自分達だって嫌。
 子どもに厳しく接する役目は他人に任せ、自分達はハッピーに過ごしたい。
 親としては最小限の努力で、最大の効果を得たい、と願う親。etc.etc.

 父権、母権が低い家庭。ピシリと我が子を叱れない両親。常に我が子に「お願いする」親。ゆるーく毎日を過ごす家庭…
 その結果が、自分勝手な論理を展開し、何で学校がお休みになっているかを深く省みず、世界で起こっている現実を直視して考え、洞察する思考力が低く、刹那的に「自分の楽しさを優先する」若者に育ってしまっている気がしてなりません。
 今の若い人達は、ボランティア活動等に積極的に参加するような、そんなすばらしい傾向もある一方で、今回、目だって見られるような考えの浅さもある… 
 そして、「出歩くな」と命令されたほうがそれに従えるのに、自粛なんて言われると…という人も多いのです。この考えは、まさに自分で考えるよりも、命令されるほうが楽、という「思考の時間を好まない」ことを露呈しているようにも思えてしまいます
 不思議ですし、とってもとっても残念です

 人間は、動物界の中で最も高度で優秀な存在であるはず、ですが、思えば、小さな虫でさえ、それが摺りこまれた習性とは言え、自然の変化の中で、日々それに呼応して生きています 
 それなのに、「世界の悲惨な状況」の中で、それに呼応せず、自分の楽しさだけを優先して暮らすことは、果たして高度で優秀な人間のすることでしょうか… どう思われますか?

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2020/03/22

2020年03月22日 | 教室の近況報告
気づけば今日は22日 ななななんてことでしょう⤵️
いやいや「気づけば」という表現は正しくはありません。たった今、気づいたわけではありませんから。
ただ、ハッとした時には、すでに20日を過ぎていた、ということです

今日、母は介護施設にお引っ越しをします‼️
昨日、一昨日、朝早くから新しい母の住みかとなるお部屋に行き、家具屋さんを待ち、電気屋さんを待ち、そして部屋を整えました。
引っ越しの日程が決まってから1ヶ月。Amazonと楽天のお世話になりながら準備を進め、今回までに2度帰省をして、母が気に入るような、尚且つ、高齢の母が安全に過ごせる部屋作りに頭を使い・・・
とうとう、今日、引っ越しの日を迎えました

このブログは、初めてスマホからアップします☺️
問題なくアップ出来ますように😅
さっき、母の部屋の前を通ると、寝息が聞こえていました。引っ越しを控えても、安心して眠れていることに心底安堵‼️
父が、そして義母が、人生の晩年を過ごした同じ介護施設に移りたい、と年末に母から思いを聞いてからちょうど3ヶ月。
来月89歳を迎える母の、自らの決断、たっての希望。安心して過ごすための「超前向き」の母の決断に心の中で拍手喝采をし、それに応えるべく準備を進めてきました。
さあ、そろそろ母を起こしてきましょう
母の新しい門出の日、スタートです‼️

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みなさま、お元気ですか?

2020年03月10日 | その他

 すっかりご無沙汰をいたしました2月には30日がなかったため、1回、飛んでしまうことになりました。
前回、このブログを書いてから20日近く経ってしまいました
 この20日間・・・何と世の中の様子が違ってきてしまったことでしょう。正直、2月に入った頃には、まさかここまで感染が広がり、どんどんと世界各地を巻き込む惨事になってしまうとは、想像もしていませんでした。
 今回のことで、卒園式、卒業式が中止となり、心を痛めておられるみなさん。心中、お察しいたします。どんなに楽しみにされていたことか・・・それが、よりによって「我が子の年に」と思われていらっしゃるでしょうね。
 じつは、我が家の娘と息子の大学の卒業式はありませんでした いろいろ大変なことのあった大学生活でしたので、晴れて二人の我が子がそれぞれの大学を卒業するハレの日を、本当に楽しみにしていました
 でも、その10日ほど前に、そうです、震災があり、当然、卒業式は中止になりました。それぞれ、卒業証書をいただきに大学に向かい、写真だけを撮り・・・ただね、あの年は、誰一人として不満を言う人はいなかったのではないか、と想像します。実際、東京でも横浜でもまだまだ毎日余震がありましたし、テレビをつけてもほとんど番組らしい番組はなく、CMはすべてカットでしたからね。亡くなられた大勢の方々、難儀の渦中においでになる方々のことを思えば、「卒業式がなくなって残念だあ」などと口に出すことさえ人に思えました。

 今回は、世の中の様子が違うように思います。
この不便や不安の持って行き場がないから、なのでしょうか。メディアでも「文句」「反対」「批判」ばかりが目立ち、「日本中が一丸となって、不便や不満も我慢し、この難儀に立ち向かい、協力していきましょう」というような姿勢は感じられません。確かに、様々なことが後手後手になったり、結果的に見当違いだったりはしていますが、批判や非難ばかりが渦巻いていては、暮らしを取り巻く空気そのものが乱れ、マイナスの「気」だけが充満しているように思えてならないのです 私は甘いのかもしれませんが、そんな今の空気が悲しいです。

 卒園式のために、卒業式のために、年度末のために、いろいろと努力をして準備をし、楽しみにされていましたよね。やっぱり、それを実行できないことは残念ですね。
 でもね、「中止になった卒園式」「中止になった卒業式」「出来なかった行事」等々、イメージ通りにはいかなかったけれど、必ず「貴重な思い出」として残るはず、です。そんなふうに考えて、しばし、不満や不平から自分の思いを解放してみる・・・きっと、違う空気が生まれてくる、と私は思います

 5日、保税展の初日でした
せめて、主催者の方々のご苦労を労いたい、と思い、朝一番に出かけました。
お客様のいない会場には、マスクをされた主催者のみなさま、そして、数多のジュエリー達。皮肉なことに、一時は1ドルが115円ほどにまでなっていた円のレートが、5日は1ドルが107円50銭程度の円高で・・・
 香港ジュエリーショーが中止になり、香港からの商材がなかったために、今回はイタリアからの商材をグーンと増やすことが出来ました。急遽、1月のVicenzaOroでバイヤーさん達が交渉し、出展可能になった新しい工房、ブランドからのジュエリー達です
 何とも絶妙のタイミングでね、1月中旬、北イタリアのヴェネト州、ヴィチェンツァで開催されるフェアは問題なく催され・・・まさにそのヴェネト州が新型コロナウイルスの感染の広がっている州なのです。当然、来日を楽しみにされていた工房のデザイナーやブランドの方々などは、来日を諦められました。
 皮肉にも、いつもは香港にスペースを奪われるリーゾナブルな価格帯のヨーロッパジュエリーが豊富です
14日と26日の保税展は予定通り。混雑もせず、換気の良い広いスペース、ですので、ご興味があればどうぞお知らせください

 遅々として進まず・・・と私達が感じている体制の中でも、日夜を問わず、ご苦労をされている新型コロナウイルス関連のお仕事に携わっておられる方々が大勢おいでになると思います。そういう方々への感謝を忘れず、自分達に出来ることを粛々としていきたいですね

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