アップが1日遅れました、ごめんなさい
テレビをつけると「新型コロナウイルス」の話題です。
1月末あたりでは、私はここまでなってしまうとは想像していませんでした。対岸の火事・・・この言葉を実感します 我が事として考えない間は、やっぱりお気楽なもの。お気の毒、がんばれ、などと、安易に言えてしまうもの
これからやってくる卒業式や入学式シーズン。我が家の息子と娘は、震災の月に卒業式を控えていましたので、どちらの大学も式は中止となり、各自、卒業証書をいただきに行く、ということで大学生活を終えました。
さて、今年はこれからどうなっていくのでしょう・・・
昔、私は教室のホームページのコンテンツの中に「親の考え、言葉は、幼い時期の子どもには大きな先入観をとなって根付いてしまうので、是非とも気を付けて欲しい」ということを書きました。
今は、もうそのコンテンツはありませんので、少し、ここでお話をさせてくださいね。そのコンテンツでは、本当に小さな、ベビーカーに乗ったり、手をつないで歩くような1,2歳の我が子とのシチュエーションとして書きました。
ママ「ほら、おっきなダンプカーが来たわよ。ひゃー、おっきいわねえ、コワい、コワい
」
ママ「きゃー、ブワーって風がきちゃったわよ。ダンプカーが通りすぎたのよね。ほんと、危ないわねえ、危ない、危ない
」
このママに悪意はありません。ただ、大人であるママご自身が常々ダンプカーの大きさ、威圧感にいつも圧倒され、思わず幼い我が子に、独り言のように、でも、毎回、ダンプカーを見るたびに同じような言葉を発していたのでした。
すると・・・この子は自分で言葉を発するようになった時、「ダンプカー、危ないねえコワい、コワい
」と言うようになり、ダンプカーを嫌がるようになったのでした。
こんなふうに、子どもがまだまだ無垢な頃、自分で様々な経験をして、いろいろと考え、自分の思いを持たない、持てない時期には、「親の言葉は天の声」「親の行動はお手本」になってしまいかねないのです。なんとこわいことでしょう
今回の新型コロナウイルスのお話。
世間でも、いろいろと「批評、批判」されています。もちろん、コメンテイターとして番組に呼ばれたり、専門家として考えを発表したり、書かなくてはいけない時、当たり障りのない事を言ってお茶を濁すわけにはいかない・・・だからこその「批評や批判」に違いありません。
ただ、ご家庭では、ダンプカーの例のように、親の意見は子ども達に対して「大きな意味」を持ちます。だからこそ、どうぞどうぞ親の思いを「正しいこと」として言ってしまわず、これほどまでに大きな社会問題になっているからこそ、子ども達にも「考えさせる」チャンスにしてあげてください
そのためには、たくさんのインフォメーションが必要です。たくさんのキーワードも出てくるでしょう。感染、マスク、中国、武漢、帰国、潜伏期間、クルーズ船、etc.
そういうキーワードさえ、一つ一つが「初耳の言葉」かもしれず、すべてが良き学びなのです。
難儀をされている方々がおいでになるからこそ、無関心、他人事としてではなく、そこから考え、学び、そして、自分の思いや考えを伝えさせるチャンスにするべきだ、と私は思うのです
春の保税展のご案内
2月10日号でお知らせをいたしました「春の保税展のご案内」です。会期が終了するまで、こちらで告知を続けます。
保税展について、復習をなさりたい方は、保税展のページをご覧くださいね。
日時:3月5日(木)、3月6日(金)、3月14日(土)、3月26日(木)
10時30分 ~ 18時まで (14日(土)のみ、12時15分から) 会場:ガレリア UCHIHARA 地下2階ホール 東京都港区六本木7-2-7
千代田線 乃木坂駅 3番出口より徒歩1分、大江戸線 六本木駅 7番出口より徒歩5分、日比谷線 六本木駅 4a番出口より徒歩8分
ご予定がお決まりになりましたら、メールにてお知らせくださいね 尚、保税展は一般公開されない特別の展示会です。保税展の性質上、集まるジュエリー達は輸入前のもの。ですから、ご入場いただく場合には、東京税関への事前登録が必要になりますので(もちろん、こちらで登録いたします)、ご来場者のフルネーム、ご来場の日時をお知らせください。楽しみにお待ちしておりま~す