ジュエリー・マナーズ「春の保税展」のご案内

　昨日の１９日は、二十四節季の「雨水」でした。
雪が降る地方でも、そろそろこれからは「雨」にかわる季節ですよ、という意味ですね　古人達の感性に、とてもワクワクします

　さて。
今日は「春の保税展」のご案内です
　毎回、同じようなご紹介しかできず、とてももどかしいのですが・・・　保税品蔵置場であるホールに、ズラリと並ぶ世界中から集まってきたジュエリー達
　保税展の会期中は、出展をしている様々な国の工房やブランドのジュエリーデザイナーや代表、マエストロ達が会場に来られることもあり、私などは毎回、そういう方々にお目にかかり、実際にジュエリー製作の苦労話や、宝石の知識あれこれをお聞きすることが楽しくてなりません
　この春も、お馴染みのイタリア、フランス、アメリカ、ルクセンブルク、ベルギー、香港に加え、スペインから初出展のブランドもお楽しみです

　いつものように保税展の楽しみは、米ドル表示の価格を電卓片手にワーワーと見て回ることだったり・・・日本では想像も出来ないようなデザインに驚いたり・・・それぞれの国に戻ってしまったら、もう二度と見ることができないのだなあと愛しく眺めたり・・・
　輸入前の商材という性質上、税関が許可した保税品蔵置場以外には持ちだすことができず、東京の会場で、限られた方々の目にしか触れることがありません。素適ですよね。それに、今回はタイミング的には円高ということもあり、かなりうれしい保税展となりそうです

　　開催日　：　３月８日（火）、３月２４日（木）、３月２５日（金）、４月１日（金）、４月２日（土）、４月３日（日）
　
　時間は、いずれも午前１１時～午後６時まで。
　会場は、内原東京保税蔵置場　<ガレリア UCHIHARA Ｂ２ホール>　東京都港区六本木７-２-７　です。

　保税展は、おいでいただく時には事前登録が必要です。ご来場の日時をお知らせください
お誘いあわせの上、どうぞお出かけくださいね。お待ちしておりま～す

あらためて「Kid's Welcome Dinner」のご案内

　じつは２週間前に六本木のミッドタウン内のレストランで開催される「お子様づれ、大歓迎」というディナーのご紹介をいたしましたが・・・
　あれ？消えてるじゃない？と思われた方もおいでになりますでしょうね。
　失礼いたしました

　というのは・・・
先方にブログにアップする可否の正式なお許しをいただく前に、私が独断で見切り発車をしてしまいましたので、自発的に削除をいたしました
　でも
今回は、正式の許可をいただきましたので、３月の日程をお知らせをいたします

　　　Welcome Kids! ボタニカ　お子様ウェルカムデー　

　　日時　：　２０１６年 ３月 ２７日（日）17:30 ～ 20:30（ラストオーダー）
　　場所　：　レストラン「ボタニカ」　
　　　　　　　港区赤坂9-7-4　東京ミッドタウン ガーデンテラス４F　　Ｔｅｌ．03-5413-3282
　　お食事代　：　大人用コース　\10,000 （税・サ１０％別）　
　　　　　　　　　お子様用コース \1,200 １歳～３歳目安 （税・サ１０％別）
　　　　　　　　　お子様用コース \2,500 ４歳～９歳目安　（税・サ１０％別）

　お子様のコースには、ワンドリンクが含まれております。
　お食事中には、「リトルバーデンダー体験」と銘打って、お子様はスタッフと一緒にオリジナルカクテル（ジュース）作りに挑戦（１杯 \500 ）できたり、スタッフによるテーブルマジックがあったり・・・
　子どもを飽きさせず、同時に家族での楽しくハッピーなディナータイムを楽しんでもらいたい、というお店の思い、ご配慮ですね。

　今回、この企画をされたレストラン「ボタニカ」は、フレンチのレストランとしてはきっとすでにみなさまご存知の「Hiramatsu ひらまつ」のイタリアン系レストランです。ですから、お味やサービス、雰囲気は太鼓判
　「ひらまつ」のイタリアンと言えば代官山の「ASO」が老舗ですが、いえいえ、こちらのボタニカもすばらしいですよ。若手のシェフのセンスの良さは感動ものです

　２月の同企画は、あっという間に満席になりました
３月のこの日程は、春休み中ということもあります。どうぞ、お興味があれば、お早めにご予約くださいね。そして、私にもお知らせくださいませ
　ちょこっとのぞきにいっちゃうかも

中学受験生、がんばれ！

　２月１日、今年もやってきました
「え？なになに？何の日？」と思われる方・・・　「そうね、２月１日、ふー・・・」とため息をつかれる方・・・　「おお、２月１日、なのよね・・・」とドキドキされる方・・・

　２月１日は、首都圏の多くの私立中学の受験日です
まさに今、この瞬間、マナーズの卒業生で、試験問題に臨んでいる子もいます

　私の息子が中学受験を経験してから、すでに２０年近くが過ぎようとしています。
けれど、今でも夫婦で、２月１日が近づくと、「ああ、２月１日が来るねえ・・・」と話します。それはやはり、中学受験とは本人はもとより、両親のみならず、兄弟姉妹を巻き込んで展開される大きな試練であり、同時に大きな挑戦、大きなチャンスだから・・・なのでしょう

　受験を終えてから１０年くらいは「２月１日」「中学受験」は、感傷の意味合いが強かったように思います。
　中学受験に臨むご家庭では、小学校６年生の年明けから、すべてが無事に終了するまでに「あまたの忘れ難い出来事」が起こります。
　そしてそれらのすべては「中学受験」」という大イヴェントにまつわる、胸がキュンとなる思い出となっていきます。受験後１０年間くらいは、その「胸キュン」が続いたように思いますねえ
　でもね、１０年を過ぎると、どれもこれもが懐かしい思い出となっていくのですよねえ　受験以外の、ほかの子育てのたくさんの思い出と同じように。

　昨日、午後から夫と散歩に出かけ、「明日は１日だね・・・」と言い、息子の母校の前を通ってみました。
　いつもは休日も門が開いていて、学校の中からはクラブ活動や生徒会活動に出てきているのであろう生徒達の声が聞こえてくるのですが、昨日、門は施錠され、ひっそりとしていました。少なくとも生徒達は登校してはいけない日となっているのでしょう。職員室のある棟には明かりが点いていましたから・・・

　門の前には親子が１組。閉まった門をバックにして、母親が子どもの写真を撮っていました　
　帰り道、夫と「明日試験を受ける子だとしたら、余裕のよっちゃんだねえ・・・」「まさか明日受験する子じゃないんじゃない？来年のための下見？」などと話しながら歩きましたが、その後は夫も私も言葉が見つからず・・・　いつもちは違う感覚がよみがえり、記憶に残った写真に納まったであろうその子の笑顔に「がんばって　その写真が、良い思い出の写真になりますように」と祈らずにはいられませんでした。

　中学受験を経験されたご家庭も。
　これから中学受験を経験されるご家庭も。
　もしかしたら中学受験をするかもしれないご家庭も。
　いっさい、中学受験というものに縁のないご家庭も。

　どうぞ、今年、中学受験に向かう子ども達にエールを送ってくださいませんか？
　そして、中学受験に向かう我が子のために、一喜一憂しながらも、一生懸命にサポートするご両親やご家族のために、無事に受験が終了するよう、祈ってあげてください

　向かう対象、臨む対象はいろいろと違っても、人からの「祈り」「声援」は、必ず大きな力となります
我が子を大切に思う心を、人のお子様に対しても向けられること・・・それが、人の親としての優しさ、豊かさ、愛情であり、そういう大きく広い心が、我が子を育てていく上でも、我が子の成長にも、必ずプラスとなって返ってくる　私はそう確信しています

　がんばれ、中学受験生