「がんばれ、中学受験生
」という駅のポスター。もうすっかりお馴染みですね。
日本で最大手の中学受験塾が、毎年、受験の時期が近付くと貼り出します。どこの駅に貼っているのか?何枚くらい用意されているのか?等は公表されていないそうですが、白地に毛筆、という非常にシンプルなこのポスターは目を惹きます
いや、それとも、全く気付かずにいる方々も多いのかもしれません
中学受験を経験した本人や、その家庭だけが敏感に反応している・・・のかな?
もう1年以上アップしていない「まどか先生のママ達のおやつ」でも、今までに何度も、「中学受験生や中学受験」について、1月末や2月には書いていることでしょう。
今年の3月で、幼児教室マナーズを開校して24年目を迎えます
このように、私自身が毎年「合否に関わる受験の仕事」をしているかたこそ、人一倍「子ども達が経験する受験」には敏感に反応するのですが、何と言うのでしょうか・・・高校受験や大学受験になってしまうと「自己責任
」とでも言うのかな?
強い強い自分の意思を持って「受験勉強をする」「受験勉強をしない」を決めますよね。15歳、18歳ともなれば、受験勉強をしなければ、どういう結果がやってくるか?は自ずと理解できるわけですから、サボったとしても、ある意味それは「確信犯」という気がするのです
でも、中学受験生は12歳
この子達が幼いひよっことは言いませんが、それでも中学受験に向かう意欲も意思も、半分くらいは「親からのもの」。まだまだ「定かな世界観」を持って中学受験に臨む子ども達はいないように思うのです。
たとえば、我が家の息子。
「全員が中学受験をする」という、普通からすれば特殊とも言える環境にいたので、3年生の冬から中学受験塾に通うのも、春期講習も、夏期講習も、何でもかんでも中学受験のために必要なことに向かうことは「当然の事」と受け入れていました
なので、毎週ある塾のテストで良い成績をとると喜び、成績が下がると悔しがって勉強をする・・・大きな学校行事の準備中などは、それだけで疲労困憊し、塾に行くのを渋ることはありましたが、それでも「何で僕は中学受験をするのか?」「受験のための勉強を、何でこんなに一生懸命にしなければならないのか?」と抵抗した様子でたずねられた記憶はあまりありません。
しかし、こういう特殊な環境にいなければ、常に「どうして?!」という心理との闘いであり、12歳という子ども達、そしれその子をサポートし続けてきた両親や家族が立ち向かう「過酷な世界」だと思います
(もちろん、全員が受験するという環境にいても、準備やサポートは同じですから、過酷な世界であることは同じですね
)
このように書いているからと言って、私が中学受験に反対の立場、というわけでは全くありません
「鉄は熱いうちに打て
」 脳ミソが柔らかく、何でもスーッと入っていき、まだまだ学びの時間や環境を「楽しく」受け入れられ易い時期に、国算社理という、大人になれば「一般常識の域に入る学び」を極める中学受験準備は、「バランスのとれた賢さ」を身に付けられる良いチャンスだと感じています

しかし、それは「結果論」です。
子ども達が「受験準備」というその渦中にいる時、そして、その成果を問う「中学受験」に臨む時は・・・私は、その子ども達のために祈らずにはいられません

がんばれ
あなたの努力と忍耐が、何とか実りますように

マナーズの卒業生にも、毎年、中学受験に臨む子ども達がいます。
私は今年も、大きな声で応援します
「がんばれ、中学受験生
」

日本で最大手の中学受験塾が、毎年、受験の時期が近付くと貼り出します。どこの駅に貼っているのか?何枚くらい用意されているのか?等は公表されていないそうですが、白地に毛筆、という非常にシンプルなこのポスターは目を惹きます

いや、それとも、全く気付かずにいる方々も多いのかもしれません

もう1年以上アップしていない「まどか先生のママ達のおやつ」でも、今までに何度も、「中学受験生や中学受験」について、1月末や2月には書いていることでしょう。
今年の3月で、幼児教室マナーズを開校して24年目を迎えます


強い強い自分の意思を持って「受験勉強をする」「受験勉強をしない」を決めますよね。15歳、18歳ともなれば、受験勉強をしなければ、どういう結果がやってくるか?は自ずと理解できるわけですから、サボったとしても、ある意味それは「確信犯」という気がするのです

でも、中学受験生は12歳

この子達が幼いひよっことは言いませんが、それでも中学受験に向かう意欲も意思も、半分くらいは「親からのもの」。まだまだ「定かな世界観」を持って中学受験に臨む子ども達はいないように思うのです。
たとえば、我が家の息子。
「全員が中学受験をする」という、普通からすれば特殊とも言える環境にいたので、3年生の冬から中学受験塾に通うのも、春期講習も、夏期講習も、何でもかんでも中学受験のために必要なことに向かうことは「当然の事」と受け入れていました

なので、毎週ある塾のテストで良い成績をとると喜び、成績が下がると悔しがって勉強をする・・・大きな学校行事の準備中などは、それだけで疲労困憊し、塾に行くのを渋ることはありましたが、それでも「何で僕は中学受験をするのか?」「受験のための勉強を、何でこんなに一生懸命にしなければならないのか?」と抵抗した様子でたずねられた記憶はあまりありません。
しかし、こういう特殊な環境にいなければ、常に「どうして?!」という心理との闘いであり、12歳という子ども達、そしれその子をサポートし続けてきた両親や家族が立ち向かう「過酷な世界」だと思います


このように書いているからと言って、私が中学受験に反対の立場、というわけでは全くありません

「鉄は熱いうちに打て



しかし、それは「結果論」です。
子ども達が「受験準備」というその渦中にいる時、そして、その成果を問う「中学受験」に臨む時は・・・私は、その子ども達のために祈らずにはいられません


がんばれ



マナーズの卒業生にも、毎年、中学受験に臨む子ども達がいます。
私は今年も、大きな声で応援します

