1月も終わりますね。1月は、あっという間に過ぎていってしまう・・・毎年、そんな気がします
この頃になると思い出すので、よく人に言うのですが「1月(いちがつ)は、いく!」「2月(にがつ)は、にげる!」「3月(さんがつ)は、さる!」のだそうです。これは、私が中学2年?の1月の朝礼で、教頭先生がお話になったことでした。「・・・だから、3学期はあっという間に終わってしまうので、毎日、心して過ごしなさい」という訓示でした。この日の朝はとっても寒く、外で並んでいるだけでブルブルと震える寒さ。「教頭先生、早くお話終わってー
」と思いつつも、先生、なかなか面白いことをいいはったやん
などと思ったものでした。ははは、まさにそうですよね、だって、50年経過した今でも、必ず毎年、この時期には鮮明に思い出すのですからね。
以前、テレビのバラエティー番組か何かで「校長先生や教頭先生向けに、朝礼での『ちょっと良い話』的なトラの巻がある」ということを見たことがありました。そんな話を聞けば、この1月…2月…のお話は、いかにもそのトラの巻に載っているような訓示ですが。
今日は、1月31日(ごめんなさい、アップが1日遅れました)、いよいよ明日は、東京都下の一斉の中学受験日です
すでに1月校の受験は始まっているわけですが、私は母親として「一斉日スタート」の中学受験を経験したので、どうしても気持ちは1月末に「いよいよだ
」の思いとなります。
日吉のお教室のお隣のビルは、中学受験の進学塾です。5月以降は、マスクをした生徒達が駆け足ややってきています。コロナ禍にあって、換気が必須になっているので、いつも大きく窓を開けて授業をされている教室。私が階段を上り下りする時、その授業の声が聞こえます。「おいおい、聞いてるかー」「しっかりとこっちを見ろ
」こんな先生のお言葉を聞くと、4年5年が経過しても、子ども達は先生から同じ注意を受けてるな
と微笑ましく思いますが、私の注意喚起は「人間力を育てるため」。彼らはすべて「合格のため」の注意を受けているのだと思うと、ぎゅっと胸が痛くなります。
中学受験以降の受験は、「学校との縁」などではありません。問題が解けたかどうか?漢字1個が、計算問題1個が合否を左右します。まさに「点数」でしかありません
マナーズの卒業生で、今年も中学受験に臨む子ども達がいます。どうぞ、その子達が持てる力を精一杯出し切れるように、緊張感の中であっても、冷静に考査に向かえるように、みなさまも一緒に祈っていただけませんか?
よろしくお願いします。「がんばれ、中学受験生ー がんばれ、マナーズの卒業生達
」