クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

ジュエリーに関するお話

2017年05月30日 | 楽しいお話し
 基本的にジュエリーにご興味のない方は、「ああ、またジュエリーの話かあ」と思われるかもしれませんが・・・まあ、そうおっしゃらずにお付き合いくださいね ひとつの知識?話題?として、面白いお話なので

 じつは、5月の14日から21日までの1週間、私は母と一緒にギリシャに行ってきました
フライトの関係で、旅程の前後一夜ずつは首都アテネに宿泊しましたが、今回の目的は「エーゲ海の島に行ってみる」ということだったのです。
 先月に父の納骨も済ませ、母はやっとホッとできるようになり・・・私も父を亡くした後のバタバタも一段落・・・母の希望での旅行でした。
 ギリシャは私も初めて訪ねる国で、ある知識は「オリンピック発祥の地」「パルテノン神殿」「エーゲ海の島々」「ギリシャ正教」程度。
 時期的には、夏のトップシーズンの前で、まだまだ真っ青な海、真っ青な空というわけにはいかず、朝夕はとても寒く、ディロス島という島全体が世界遺産という島に行った日は、何と気温15℃。旅行の服装は本当に難しい、ということをあらためて実感した日でした

 今回、お話をしたいのは「サントリーニ島」という島のこと。
この島は、よくご存知の「断崖に建つ白い家々、その中の青いドームの教会、青い海、青い空」というあの島です
 エーゲ海の島々はアップダウンが多く、道も石畳ということで、景色を満喫する以前に、母の足元の注意が私の役目だったので、ワクワク感も100%というわけにはいきませんでしたが、でも、目の前に広がる世界は、まさに絵葉書やカレンダーの景色、そのものでした

 世界的な観光地、リゾートというわりには、比較的「田舎感」の残った島で、階段状の狭い道の左右にはお土産屋さんがぎっしり。
 でも、そんなお土産物屋さん通りの中に、決してお土産物ではない、ハイジュエリーの宝飾店がポツポツあるのです
 もちろん、大きな店ではありません。間口は狭く、広さはお土産店の倍くらいでしょうか。中を覗くと、ビシッとこぎれいに装ったお店の方達・・・そのいでたちも、お土産屋さんの体ではありません。
 ウインドウをのぞきこむと、ローマやフィレンツェ、東京にあってもおかしくない立派なジュエリーが並んでいます 私が母に「これは間違いなくイタリアのクリベリのものよ」などと話していたら・・・満面の笑顔で、素適なオジサンが登場
 「マダム、あなたのピアスはイタリアのものだね、ナニスだよね。」と言われ、私はおおおおおおおーとなりました。確かに、まさにその通りだったのです。
 私は旅先ではジュエリーは買わないの、ごめんなさいと最初からお詫びをして立ち去ろうとしましたが、あなたと話したいから、是非お茶でもと言っていただき、中へ。
 そこで、私は「どうして、ここにハイジュエリーのお店が点在しているのか?」とおたずねをしました。

 いやいや・・・お答えは、私の知らない世界のお話で・・・本当に興味深く・・・とても夢の膨らむお話だったのですよ おっと、知らないのは私だけで、みなさまはすでによくご存知かもしれませんね。そうだったら、今さらこんなお話をごめんなさい
 お答えはね、サントリーニ島には「エーゲ海のクルージング船がたくさん入ってくるから」なのだそうです。
トップシーズンになれば、一日に何艘もの世界の大型客船が入港。そして、クルージングを楽しむ富裕層がワンサカ崖下のはしけの桟橋から、汗を流して徒歩で・・・ロバに乗って・・・味気ないけれども、2分のケーブルカーで崖の上の町「イア」や「フィラ」に登ってきて、旅行の優雅な気分の中でお買い物をする・・・だから、お土産物ではない、本物のジュエリー店が存在し、きちんとお商売になるのだ、とのことでした
 そのお店には、デザイナーもいて、自社工房もあり、とても素晴らしいビザンチン風のジュエリーも制作されていましたかつて繁栄を極めたギリシャも、トルコに征服された時代があり、ビザンチン風のジュエリーは、その頃の副産物なのだそうですよ。
 ヨーロッパを旅行すると、歴史の知識は本当に必要だなあ、と実感します

 その翌日、私達がミコノス島に小さな船で移動をする日。
崖下をながめると・・・3艘のビルのような大型客船が停泊していました MSCとコスタというイタリアのクルーズ船、ロイヤルカリビアンというアメリカのクルーズ船でした。
 きっと、アレクサンドロスというあのお店には、欧米のお客様が立ち寄るのでしょうね

 このアレクサンドロスで見つけたイタリアのジュエリー「クリベリ CTIVELLI」は、保税展に足を運んでくださったみなさまには有名ですね。
 保税展以外の展示会には、「ナニス NANIS」というイタリアの工房が時々登場します。ピカピカに磨き上げた18K等の金属に、小さな彫刻刀のような工具で、表現は悪いですが直線の無数の「キズ」を付けていくのです。もちろん、これは匠の技です。そうすると、つや消しのような、とても落ち着いたジュエリーが仕上がります。
 宝石が付いていなければ、ジュエリーとは呼べないだろう・・・という先入観のある日本人にはなかなか飛びついてはもらえないジュエリーですが、このNANISのジュエリーの技術の高さ、美しさも必見です。

 ジュエリーマナーズでみなさまにご紹介している様々なジュエリーは、ギリシャのサントリーニ島でも、世界の人達に人気のジュエリーなのだということを知り、あらためてうれしくなった時間でした
 

 

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おいし~い中華料理はいかがですか?

2017年05月20日 | その他
 「お食事をご一緒にいかがでしょう?」とお誘いをすることは今までもありましたが・・・こんなお店をご紹介しますということはなかったでしょうか?
 いや~、すっかりはまっているお店があるんですよ 本当は秘かに楽しんでいたい、なんて思ってもいるのですが、今日は、やっぱり独り占めしないで、みなさまにご紹介しますね

 そのお店は、我が家の近所、西麻布にあります
でもね、もともと西麻布にあったわけではなく、以前は銀座の三越の中と、同じく銀座5丁目のビルの中にありました。
 たまたま、1年半ほど前でしょうか、今年就職2年目のママ達と、そのお店にご一緒したのです 私が選んで予約をしたのですが、私がすっかり「銀座三越」のほうのお店に予約をしたつもりでね。全員集合し、こんばんは~と入っていったら、「ああ、うちではなく、5丁目のほうですね。そちらのお店は・・・・」と教えていただき、走った、走った でもね、幸いにも目指していたシェフは、5丁目のほうのお店にいらしたのでした
 その後は、ひたすら感動の嵐。出てくるもの、出てくるもの、すべて美味~ そのシェフが独立を果たされ・・・本当に偶然にも開店された場所が西麻布だったのです

 中華海鮮餐庁「禧」YOSHI  http://yoshi-chinese.favy.jp/

 西麻布の交差点から、ちょっと渋谷に寄ったところです。日比谷線の六本木から歩くと10分程度。渋谷から新橋駅行きの都営バスに乗り、西麻布で降りると徒歩10秒かな。
 海鮮がご自慢で、カウンターの前には、まるでお寿司屋さんのようなガラスケースがあるのです。リーゾナブルなランチメニューも豊富で、カウンターに座って食べると、お料理や食材、修行時代のお話など、シェフのいろんなお話が聞けて、それも楽しさの一つですよ

 是非ぜひ、みなさまも味わってみてくださいね ちなみに、お休みは月曜日。日曜日もオープンしていま~す



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ちょっとおもしろい話を・・・

2017年05月12日 | その他
 まずはお詫びを
2日もアップが遅れました。毎回、読んでくださっているみなさまの中には「む?どうした?先生、何かあった?」とご心配くださる方もおいでになったはず。本当にごめんなさい

 単に遅れたのです 他の教室内のメールは書いていましたのでね。
ただ、8日の月曜日の外出時、普通に左手にバッグを持ち、他に軽い紙袋も持ってふっと振り返ったところ、左の肘にピキッ!と一瞬、痛みが走りました。でも、本当に小さな小さな痛みでしたから、すぐに忘れました。9日の日中も別段、何も変わったことはなく・・・
 どころが
9日の夜になって、肘の曲げ伸ばしの時、ちょっと痛いなあ・・・と思うようになったのです。そして、その時初めて、数日前に「ピキッと来たよな」ということを思い出しました。
 10日。左手に指輪が入らなくなりました あれ?手がむくんでる?私は、指輪に関しては人よりも余裕のあるサイズが好きなので、普段はかなりゴソゴソ感があるのですが、それが入らないとなると、かなりむくんでいることになります ちょっと気になり始めました。そして、夕方になると痛むのです 朝、付けたネックレスが外せません。なぜなら、そこまで腕を曲げると痛むから・・・ この日は、長いメールを何通も打ったので、それもあったのでしょうが、普通じゃない状況に、青くなりました
 そして昨日。肘は熱を持ち、手は目視でも腫れていることがわかり・・・朝から行きつけの整骨院に行ったのですが、先生曰く、こんなふうに熱を持っているということは、炎症を起こしているわけだから、マッサージとかでは対処できないので、整形外科に診てもらうほうが良い、と。
 なーるほど。その通りですよね。炎症剤も痛み止めも服用したほうが良いだろうし・・・と思い、今度は午後から整形外科へ レントゲンを撮っていただくと、何と!肘の立派な骨の横に、小さな骨状のものが見えます。ドクターがおっしゃるには、もし私が肘にスポーツやアクシデントで大きなダメージを与えたのであれば、これは剥離骨折というものだけれど、あなたのようにスポーツもせず、何かひどくぶつけたというようなこともないのであれば、これはカルシウムのようなものが長い時間をかけて沈着したのですね・・・と。
 
 へえ・・・ そんなこともあるんですね。
普通は、肩によく起こることらしく、肘には起こる例は少ないとのこと。はっはっは、やっぱり「変な人」のようです
 こういう時、激痛になることも多いのだそうです。治療には「注射」が一番効きますよと言われ、本当に本当に久しぶりに、予防接種以外の注射をしていただきました。肘にブスリ 見ていると、かなりインパクトがありました~
 この注射、痛み止めの服用、貼り薬で、驚くほど楽になりましたこれならば、おっかなびっくりではありますが、ネックレスも出来そうです。

 いやいや、いろんなことがありますね
でも、医学的には理解できたことですが、どうして急に痛くなったのか?急に出来たわけでもないのに・・・と思うと、これも、何か気づきなさいよのサインですよね。「あなたは過信してませんか?どんなに引っ越しでバタバタ、ガンガンやっても私の足腰は大丈夫なんて思っていたらダメですよ」という神様からのサインだったかもしれません。
 それにしても「カルシウム」かあ・・・青野菜、しらす干し、ちりめんじゃこ、チーズ、などなど。カルシウム豊富な食品は大好きだけど、どうして「肘」に溜まったのかな?はっはっは

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