過去の失敗体験を使う

イメージトレーニングにおいて
経験が不足していて
成功経験の乏しい子どもなどには
どうしたらよいのでしょう？

そんな時は代わりに、
こじつけられるような情報を与えてあげることです。

サッカー選手になりたい子どもには、
あらかじめ会場に行ってピッチに立たせてみる、
表彰台に並ばせてみるといったことをして、
本番に近い経験を増やします。

成功体験としてリアルに感じるよう工夫することです。
つぎはぎかもしれませんが
「やりとげる自分」をよりリアルにイメージさせることです。

また「過去の失敗体験」を使うこともいいでしょう。

とはいっても、
「こうなったらどうしよう」という失敗イメージをさせてはいけません。
後ろ向きなイメージはできるだけ持たない方が、
心身をリラックスさせ、
良い結果がもたらされるからです。

イメージトレーニングは、
クヨクヨと思い悩むのではなく、
失敗を検証し、
原因を探り、
改善するための方策を考えるという
極めて冷静な作業であるべきです。

失敗の記憶をイメージし、
分析するには、痛みが伴います。
それを客観的なもう１人の自分によって徹底して行い、
失敗の原因と改善策まで含めて再構築することで、
未来に後ろ向きなイメージを残さず、
成功イメージに結びつけることができるのです。

それにはデソシエイトを使うのがいいでしょう。
それは明日