コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

セカンド・ベスト

2013-12-15 08:14:48 | Weblog
ひょんなことから
以前にやっていた堀北真希主演のミスパイロットをみた。

その中で「セカンド・ベスト」という言葉が盛んに使われていた。

「セカンド・ベスト」とは
文字通り1番のベストではないけれど、
その次のベストということです。

ドラマの中では
一番が無理だと分かっている時に
無謀なことに全力を向けるのではなくて
全体を俯瞰して
バランスをとった行動をとることが
結果的にはベストになるというかんがえかたです。

自分の目標をもった時に、
一番を追い求めるか?
それともセカンド・ベストに方向転換するのかは
考え方がいろいろあるでしょう。

私が問題にしたいのは
多くの人は
何かをやろうと思った際に、
一番ベストと思われる方法だけしか考えないで、
それが実行不可能だと気がついてくると、
「もうだめだと」諦めムードになってしまう人がいるということです。

例えば
「やりたいことをやろう」と思っても、
一つのやりたいことが実行不可能だと、
「やりたいことができない」と何もやりたいことをやろうとしない人がいます。

一つの方法が不可能なら、
別の方法を考えてやればいいのです。
それがセカンド・ベストな方法でもいいのです。

もしベストな方法がムリなら、
セカンド・ベストな方法でもいいじゃないかと考えて、
気軽に行動する習慣をつけることです。

そして
何もしないという選択肢を避けるべきです。

ベストな方法でなくても、
少しでも前進できる方法を積み重ねることで
達成できることも多いはずです。

ベストな方法にこだわって立ち止まっていないで、
動いて解決を目指すことができるようになれたらと思います。

特撮映画で有名な円谷英二氏の夢もパイロットになることでした。
しかし彼は、
パイロットになれなかったですが
特撮映画の中で
縦横無尽にジェット機を飛ばしています。
セカンド・ベストの賜物と言えるでしょう。

たいていのことは「道は一つではない」のです。
一つの方法が実行不可能だからといってあきらめずに、
創造力を働かせて別の方法を考え、
行動できるようになれたらいいのではないでしょうか。


何事も土台が重要

2013-12-15 06:55:22 | Weblog
大阪天王寺に
「あべのハルカス」に行った時に
思ったことです。

さて、
このビルを建設するためにどれだけの基礎工事が必要なのだろうか?

1年以上もかけて
70メートルのくいを地中に打つ大工事で
強固な基盤づくりが行われています。

これだけのビルを完成させるためには、
しっかりとした土台が必要だということです。

しっかりした基礎が必要なのは、
高層ビルだけではありません。
そべての面で言えるでしょう。
スポーツ、芸術、そして学問についても当てはまることです。

大リーグのイチロー選手は
幼い時から時間があるたびに
素振り、ランニングなどの基礎的な練習を日々積み重ね、
あれだけの大打者になったことは有名な話です。

日本を代表する漫画作家の手塚治虫氏は
14歳頃のデビューから死する還暦の頃まで
40数年のプロ生活でおよそ15万枚の原稿を書いているようです。

これには下書きとかボツになったものは含まれていません。
さらに手塚治虫は一時期スランプに陥ったこともあれば、
漫画以外の劇画、映画、アニメなどの仕事も同時にこなしていました。

天才といわれる人ほど、
人に知られないところで尋常でないほどの土台作りをしているのです。

植物を例にしてもわかります。
大きな大木には、
深い広い根が張っています。

そして
スキルばかりを学び多用している人は
成功しません。

枝葉ばかりを大きくして
外から見ると立派に見えますが
すぐに倒れてしまうからです。

そして
その際たる土台は
人間力であり
相手を思いやる気持ちであり
社会に役に立ちたいという思いではないでしょうか?

今週は
どのような人間力をつけるか
今日から考えてみましょう。