コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

スコトーマがあるから成長できない

2014-06-18 05:53:04 | Weblog
前回「バックドアを閉める」
すなわち「ひき戻れないところを断ち切る」ことの
有用性をお話ししました。

バックドアを閉めてもスキルが高まっているのでなし、
知識が増えたのでもありません。

それなのに実現の可能性が格段と高まるのは
なぜでしょう?

それにはスコトーマが関連しています。
スコトーマ(Scotoma)とは盲点を表すギリシャ語で
苫米地英人氏がよく話題にしている内容です。

簡単に説明します。

ストコーマとは
スコトーマとは盲点のことです。
理科の学習で行ったことがあると思いますが、
人の目には盲点といって見えない部分があります。
ちょうどレンズを通して視神経が集まる部分に当たります。
もともとは眼科の用語でしたが、
最近では心理学などでも使われています。
(スコトマと表現する時もあります)

たとえば、
毎日腕時計をしている人に課題ですが、
毎日見慣れているその時計の絵を正確に書けますか?
「文字盤の形」
「そこに書いてある文字やロゴ」
「表記されたある数は何体の文字?」
毎日してる、
なおかつデザインを気にして
購入してるのにも関わらず、
平気で数カ所間違ったはずです。
これが盲点です。

そして同じ時計でもう一つ。
今腕時計という話しをしていますが、
この話を読む前から
ちゃんと腕時計をしてる感覚がありましたか?
腕時計を意識した
とたんに感覚がよみがえりませんでしたか?
それまで腕に感触ありました?
なかったですよね?
それが触覚的な盲点です。

実は、
解決のヒントは身の回りにゴマンとあるのですが、
それが見えないのです。
そして、
バックドアを閉めたり、
強烈な理由が生まれたときに、
ストコーマが外れるのです。

ワールドカップサッカーでは、
ブラジルの選手の大半はスラム街の出身です。
ネイマールだって貧しい家庭で育っています。
彼らだけが、
生まれながら、
スバ抜けた身体能力をもっているわけではありません。
今の状況を変えなけれな生活できないという
ギリギリの生活が、
ストコーマを外したのです。

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