コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

未来に向かってHowを問う

2019-09-10 05:51:16 | Weblog
社会にいろいろな問題が起き
カウンセリングの重要性も叫ばれています。

以前は、
「カウンセリングは大人だけに必要」
と考えられていましたが
最近は子こどもに盛んに行われています。

カウンセリングは
「相手の話を聴くことが大事」
「答えは相手が持っている」
という前提に立ち、
「相手の持っている答えを引き出そうとする」など、
カウンセリングとコーチングには、
相当数の共通点があります。

両者の違いをあえて強調すると、
カウンセリングは
「過去に向かってWhyを問う」、
コーチングは
「未来に向かってHowを探究する」
傾向があるといえます、

カウンセリングには、
さまざまな流派があり、
最近は「未来に向かってHowを探究 する」ものもあります。

源流はフロイトが創始した精神分析にあります。
例えば、
ノイローゼや拒食症など、
心理的な問題のある人に対して、
過去にさかのぼって理由を特定するところに主眼が置かれます。
過去の原因が特定できれば現在の精神状況は改善する、
という前提が、
カウンセリングの底流にあるのです。

これに対して、
コーチングでも過去を振り返ることはありますが、
主眼が「未来に向かってHowを問う」ところにあります。
つまり、
未来に向かってどうすべきか、
行動計画を立てるのをサポートしていくところに
ウエイトを置くのがコーチングといえます。