コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

ティーチングとコーチング

2019-09-11 06:16:01 | Weblog
学校現場では
普通ティーチングが行われています。

ティーチングは、
「すべての人に対して同じ内容を
同じ方法で同じ速度で伝えること」
と考えてもいいでしょう。

40人の授業であれば、
一人の先生がある教科を一通りの教え方で教えるのが普通です。
子どもが幼くなればなるほど、
手取り足取り、
基本を教え込むことが必要です。

ティーチングは、
教え方にもよりますが、
どうしても指導が画一的にならざるを得ない面があります。

それに対して、
コーチングは、
一人ひとりの状況に合わせて、
指導内容や指導方法を柔軟に使い分けることが基本です。
例えば、
話し方一つとっても、
声の小さなA君には
「もっと大きな声で」と言い、
声の大きすぎるB君には
「もう少しトーンダウンして」と
指導します。
また早口で話すC君には
「ゆつくりと」と言い、
なかなか核心に触れようとしないD君には
「結論を先に」と指摘してあげる必要があります。

つまり、
「相手に合わせで、
指導する内容も、
指導する方法も、
指導する速度も変える個別指導」が
コーチングを活かした指導であるといえます。

一人ひとり異なる子どもの適性や長所・短所、
学習スタイルを見極めて、
個々の内側にある
「可能性、能力、やる気、自発性、責任感、アィデア」などを
引き出すこと。

いわば、
カスタムメイドで指導するのがコーチングというわけです。