コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

何を目指すのかをはっきりさせる

2019-09-12 06:20:55 | Weblog
コーチングを行ううえで、
最も大切なのが「目標の明確化」です。

コーチングには
「大切な人を現在その人がいるところから、
その入が 望むところまで送り届ける」
という意味があります。

どこに行こうとしているのかという
「目的地」がはっきりしないことには、
コーチングもうまく機能しません。
目指すところを明確にすることで、
目標達成への意欲を持ち続けることができるだけでなく、
そこに至るまでのプロセスも変わってきます。

目標を明確に設定することは、
コーチングの中できわめて重要なステップといえます。

とはいえ、
一方的に目標を押しつけてしまっては、
やる気を引き出すことはできません。
ゴールのイメージは、
お互いにしっかり話し合って決めていくことが大切です。

例えば、
ある課題がなかなか達成できずにいる人に対して
「いつまでに、どんなことをしたらいいと思う?」
と質問することで、
目標を自ら設定するように促すのもーつの方法です。

目標を設定するうえでは、
相手の個性や環境などをしっかり理解して、
常に分析 的な視点を持つことが重要です。
一足飛びに高い目標を据えてしまっては、
手が届かずに目標そのものが頓挫する可能性は大いにありますし、
他方、
あまりに低い目標では相手の成長を促すことはできません。


ティーチングとコーチング

2019-09-11 06:16:01 | Weblog
学校現場では
普通ティーチングが行われています。

ティーチングは、
「すべての人に対して同じ内容を
同じ方法で同じ速度で伝えること」
と考えてもいいでしょう。

40人の授業であれば、
一人の先生がある教科を一通りの教え方で教えるのが普通です。
子どもが幼くなればなるほど、
手取り足取り、
基本を教え込むことが必要です。

ティーチングは、
教え方にもよりますが、
どうしても指導が画一的にならざるを得ない面があります。

それに対して、
コーチングは、
一人ひとりの状況に合わせて、
指導内容や指導方法を柔軟に使い分けることが基本です。
例えば、
話し方一つとっても、
声の小さなA君には
「もっと大きな声で」と言い、
声の大きすぎるB君には
「もう少しトーンダウンして」と
指導します。
また早口で話すC君には
「ゆつくりと」と言い、
なかなか核心に触れようとしないD君には
「結論を先に」と指摘してあげる必要があります。

つまり、
「相手に合わせで、
指導する内容も、
指導する方法も、
指導する速度も変える個別指導」が
コーチングを活かした指導であるといえます。

一人ひとり異なる子どもの適性や長所・短所、
学習スタイルを見極めて、
個々の内側にある
「可能性、能力、やる気、自発性、責任感、アィデア」などを
引き出すこと。

いわば、
カスタムメイドで指導するのがコーチングというわけです。


未来に向かってHowを問う

2019-09-10 05:51:16 | Weblog
社会にいろいろな問題が起き
カウンセリングの重要性も叫ばれています。

以前は、
「カウンセリングは大人だけに必要」
と考えられていましたが
最近は子こどもに盛んに行われています。

カウンセリングは
「相手の話を聴くことが大事」
「答えは相手が持っている」
という前提に立ち、
「相手の持っている答えを引き出そうとする」など、
カウンセリングとコーチングには、
相当数の共通点があります。

両者の違いをあえて強調すると、
カウンセリングは
「過去に向かってWhyを問う」、
コーチングは
「未来に向かってHowを探究する」
傾向があるといえます、

カウンセリングには、
さまざまな流派があり、
最近は「未来に向かってHowを探究 する」ものもあります。

源流はフロイトが創始した精神分析にあります。
例えば、
ノイローゼや拒食症など、
心理的な問題のある人に対して、
過去にさかのぼって理由を特定するところに主眼が置かれます。
過去の原因が特定できれば現在の精神状況は改善する、
という前提が、
カウンセリングの底流にあるのです。

これに対して、
コーチングでも過去を振り返ることはありますが、
主眼が「未来に向かってHowを問う」ところにあります。
つまり、
未来に向かってどうすべきか、
行動計画を立てるのをサポートしていくところに
ウエイトを置くのがコーチングといえます。


生きる意味は社会貢献

2019-09-09 06:26:41 | Weblog
朝起きる前にこんなことを考えた。

「あ~あ、今日も暑いなあ
こんな暑いのに仕事で忙しそうだ・・・
嫌だなあ」

(10分)

「そうだ、人の生きる意味は社会貢献だった!」

社会貢献と聞くと
大げさに感じっれるか漏れませんが、
今日1日に
他人に何がしてあげられるか・・・ということです。

一人ひとりが自分自身の使命を明確に知り、
貢献できることに目覚めて生きる!

このことが、
本当に大切なことであると思うし、
そう考えていれば、
すべての人が幸せになれる。

現在
ほとんどの人は、
自分のことしか考えないというのに、

仏教では、
「自利利他」
という言葉があります。

「自利」とは自分が救われること。
「利他」とは他人が救われることです。
だから「自利利他」とは、
自分が救われると同時に他人も救うということです。

自分が儲けるそのまま、
他人に儲けさせることになる。

自分が得するそのままが、
他人に得をさせることになる。

自利がそのまま利他になる。


人間は、協力して、よりよく生きていこうと、
社会を築いて生きています。

その社会に貢献したいというのは、
すばらしいことです。

政治も経済も科学も医学も、芸術やスポーツも、
どうやって苦しい人生、
楽しく生きるかと努力しています。

政治・経済の安定や、
医療、科学技術の向上、
環境問題の解決など、
社会への貢献とか人類への貢献と言われるものも、
「どうすれば、より多くの人たちを幸せにできるか」
という「生き方」こそ
本当に生き方です。

今日一日
「私はいったい何に貢献できるのか?」
「誰を幸せにできるのか?」
そんなことを考えて
過ごしていきたい。


コーチングアドバイス

2019-09-06 06:04:02 | Weblog
よく、「アドバイスする」などといいますが、
複眼的思考により客観的な助言を行うのが、
アドバイジングです。

相手の視野を広げるという意味では
コーチングと似て いますが、
アドバイジングは「助言」と訳される通り、
「ああしたほうがいい、こうすべきである」
とアドバイスを与えるところで役割が完結します。

他方、コーチングアドバイスでは、
目標達成までの道程で激励したり、
必要なサポートを行い、
最後はゴールインを見届けたりする役割が加わります。
一言でいえば、
アドバイジングは「すべき」、
コーチングアドバイスは
「一緒に」という具合に、
指導する側の気持ちの寄り添い方に
大きな違いがあります。

もちろん、
通常のアドバイスが必要な場面も少なくありません。

しかし、
基本的な姿勢として
「一緒に」の気持ちを持っていることは、
互いの信頼関係を高めるうえで、
とても 要だといえます。


人を磨く

2019-09-05 06:12:53 | Weblog
パナソニックの松下幸之助氏は、
いわずと知れた名経営者であり、
一人の名コーチでもありました。

松下幸之助氏は、
多くの門下生を輩出しましたが、
松下幸之助氏は、
人間の意欲と能カを引き出すことに長けていました。

松下氏は
「人間は磨けば光るダイヤモンドの原石のようなもの」
と表現していました。

コーチングは、
まさに「人を磨く」ことなのです。
そして、
その人間性を大切にする発想が、
コーチングの原点になっているのです。

その意味で、
松下幸之助の思想哲学とコーチングは、
きわめて近いものがあると考えられます。

人問原則として無限の可能性を持っている。
一人ひとりが自らの可能性を主体的・自発的に開発することこそ、
人間にとっての自己実現です。

個人の多様な能力を開花させるには、
個別の適切なサポートがきわめて有効であり、
それが人間の幸せにつながる。

これらの理念は、
コーチングのベースにある考え方と、
同じベクトルを向いています。

コーチングの発想と技法は米国で注目を集め、
さまざまな形で発展し、
日本でも急速に広まってきました。

洋の東西を問わず、
優れた指導者は、
コーチングという言葉こそ用いずとも、
そのエッセンスをすでに実践していた場合も多かったはずです。
その意味でコーチングは、
人を育て、
その能力を開花させようとサポートする人々 にとって、
広くあてはまる普遍的な基本スキルといえます。


人を磨く

2019-09-05 06:12:53 | Weblog
パナソニックの松下幸之助氏は、
いわずと知れた名経営者であり、
一人の名コーチでもありました。

松下幸之助氏は、
多くの門下生を輩出しましたが、
松下幸之助氏は、
人間の意欲と能カを引き出すことに長けていました。

松下氏は
「人間は磨けば光るダイヤモンドの原石のようなもの」
と表現していました。

コーチングは、
まさに「人を磨く」ことなのです。
そして、
その人間性を大切にする発想が、
コーチングの原点になっているのです。

その意味で、
松下幸之助の思想哲学とコーチングは、
きわめて近いものがあると考えられます。

人問原則として無限の可能性を持っている。
一人ひとりが自らの可能性を主体的・自発的に開発することこそ、
人間にとっての自己実現です。

個人の多様な能力を開花させるには、
個別の適切なサポートがきわめて有効であり、
それが人間の幸せにつながる。

これらの理念は、
コーチングのベースにある考え方と、
同じベクトルを向いています。

コーチングの発想と技法は米国で注目を集め、
さまざまな形で発展し、
日本でも急速に広まってきました。

洋の東西を問わず、
優れた指導者は、
コーチングという言葉こそ用いずとも、
そのエッセンスをすでに実践していた場合も多かったはずです。
その意味でコーチングは、
人を育て、
その能力を開花させようとサポートする人々 にとって、
広くあてはまる普遍的な基本スキルといえます。


相手のよいところを見て心にとめる「導」

2019-09-04 05:58:48 | Weblog
最近はEラーニ ングや
WEB上での学習が大流行です。

・人ひとりの習熟度に合わせて、
その子のペースで取り組むことができるので、
とても効率的です。

しかし、問題点も多いです。
教育というのは指導者と受講者の
コミュニケーションです。
例えば、
古くから「率先垂範」の重要性が説かれてきましたが、
望ましい行動や生活習慣、
姿勢などは、
口先でいくら「言ってきかせて」も、
ほとんど効果は期待できません。

むしろ、
教育者が望ましいパターンを行動で示し、
「やってみせる」ことが、
説得力を持ちます。

極端な話いいますと、
よい保険を販売している販売員が、
別の保険に加入していたらどうでしょうか?

学校でも生活指導にあたっている教師が
ジャージ姿にサンダル履きでは
信頼は高まりません。

指導者が、
自らの言動と行動を一致させることにより、
学習者の信頼を確保しながら、
望ましい行動へと導いていくことが大切です。

そし て、
このことは、
情報社会が高まっていく現代だからこそ、
ますます重 要になっているといえるでしょう。

相手のよいところを見て心にとめる 「認」

2019-09-03 06:17:48 | Weblog

「認める」という言葉の語源は、
「見+とめる」です。

つまり、
「相手のよいところを見て、心にとめる」
ことを表しています。

人には様々な持ち味があり、
長所があります。

これを把握して伸ばしていくのが、
コーチングです。

そのためには、
一人ひとりの成長や
進歩を見逃さない観察力を持っていることが大切です。

相手に接するとき
考え方の違う人もいるでしょう。

仮に短所と感じることでも、
見方を変えれば長所としてとらえることもできます。

その人に反発したり気後れしたりせず、
それぞれの考え方を認めて、
よいところを見つけ出し、
心に留めることが、
よいコミュニ ケーションにつながります。

「認」という漢字は、
「ごんべん」に「しのぶ」と書いて、
「言いたいことがあるのを我慢する」
という意味であることがわかります。

いたいことがあっても、
すぐに反応してしまうのではなく、
いったん相手の言葉を受け止め、
よいところを認めること が大切なのです。

コーチングの基本は「信」

2019-09-02 05:33:51 | Weblog
「信」という漢字には、
人間の無限の可能性を信じるという意味と、
自分と相手の間に信頼関係を築くという
2つの意味があります。

自分が相手を信頼し、
相手の信頼を受けていなければ、
コーチングは機能しません。

どんなにコーチングのスキルを駆使しても、
相手が
「このコーチの言うことは信用できない」
と心の中で思っていれば、
そのコンチングは受け入れられずに終わ ってしまいます。

ですから、
まずは相手を信頼すること、
そして相手から信頼を得る努力をすることが必要です。

簡単に言いますが、
信頼は一朝一タに成立するものではありません。

言葉と行動の一致によって、
長い時間をかけて、
一歩ずつ信頼の階段を上っていくことができるのです。

その反面、
信頼関係が壊れるのは一瞬のことです。
ふとした言葉や行動、
ときには目つきや表情から、
自分への信頼が地に落ちることがあります。
そして一度壊れた信頼を回復するのには、
初対面の人の信頼を得るよりも
莫大な時間と労力がかかるのです。

「信」という字は、
「にんべん」に「言う」と書きます。
相互の信頼関係を」局めるためには、
言行一致を心がける必要があるでしょう。

一見すると簡単なことのように思えますが、
自分の言動を振り返ってみると、
意外にできていないことがあるかもしれません。