ここあコテージ

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敗戦の日に2冊の本

2013-08-15 09:13:10 | 震災関連
ふたつめ。

今日は、敗戦の日です。
(私は、終戦と言う言葉は使いたくありません。)


昨日、板柳のキリスト教書店ライトハウスへ向かいました。

敗戦の日を意識して、2冊の本を購入。



「ヒロシマからの祈り」栗原明子(めいこ)著
「東日本大震災から問われる日本の教会」複数著者 

いずれもいのちのことば社。


少しずつ読み進めています。

敗戦の日に際して、朝から真の平和の訪れを祈りました。




直接または間接にでも戦争を体験された方々の声を
じかに聞き取りたい。

先日は、教会でも体験者の話を少し聞きましたが、
もっと多くの教会員に話を聞きたいと思い、
今年あるいは来年早々にでも、そうした会を開けたらいいだろうな・・・
と、祈っているところです。


そしたら、東北地区の中にも、そうした企画が出始めているとか。
なんとタイムリーなんでしょうか!
(2.11集会とは別に。)


地区全体にしろ、教会単位にしろ、
こういう時間を持つことは、とてもすばらしいと思います。

なんといっても高齢者の方々には時間がそんなに多くはありません。
今のうちに貴重な体験を語っていただけたら・・・


それとともに、私たちも、今の震災と原発事故の目撃者として
語り伝えていく責任を持っている気がしますから、
このことも踏まえつつ、良い集会になればと祈ります。






今日は読書会と祈祷会の日。
読書会は、「道ありき」。

敗戦直後の世で、三浦綾子さんが虚無感に浸食されていく姿が
とても痛々しいですが、
前川正さんとの交友、キリストとの出会い、
そして、救いと虚無感からの解放へ・・・


今の世の中とは違った背景の中であるのに、
最近の危うい政治情勢、検察庁のふがいなさ、
正義が曲げられ、虚偽の上塗りなど、

どこか同じにおいが漂うから、
綾子さんの心境に、心から共感、納得できる面があります。


憲法問題、原発問題、沖縄問題・・・
根っこは同じところにあるように思う。
国民も、それに気づき始めているのですよね。




ここあでした。


子どもたちの笑顔

2013-08-15 07:04:15 | 原発関連
毎日、暑いです。
昨日はこちらも32℃。今日は33℃の予報ですよー。


13日(火)、青森クリスチャンセンターで保養している2組のご家族とともに、
青森市内にある施設をいくつか回りました。


まずは海を背景にパチリ!



30℃の気温でしたが、海風が心地よく吹いていました。


子どもたちは、大はしゃぎで坂道もころげるようにして走り回り、
大人たちが、大慌てで追いかけたり・・・




2歳の男の子は、青森駅に入る電車に釘付けです。
将来の「鉄男」君ですね。




ご家族で、小さな幼子に寄り添って電車の写真を撮るお姿を、
思わず私がパチリ。いい光景だなあ・・・



向かったのは、「ワラッセ」。青森ねぶたを展示している大きな会館です。
私も初めて入りました。



通路には展示物やねぶたの歴史がいっぱい説明されていました。



制作過程がわかる「手」。







金魚ねぶたが吊されています。

ちなみに「金魚ねぶた」は、昔、庶民は見られなかった高価な金魚があって、
せめて民衆にもこの金魚を見てもらいたいということで作られたそうです。


奥へ入っていくと・・・




今年受賞した5台のねぶたが並んでおり、また、特別にこの日は、
ねぶた囃子や太鼓の演奏がありました。




青森ねぶたの出陣の囃子、出陣前の軽快な囃子、そして帰りの囃子、
そして、雨で中止の時の太鼓の合図など、
私も知らなかった囃子や合図があっておもしろかったです。


ここで、お囃子に併せて「ハネト」と「太鼓」の経験コーナーも。



初めは恥ずかしがっていた保養の女の子も、練習しているうちに、
すっかりノリノリになって、とうとう前に出てはねましたよ。




太鼓も初めて。




最後は一人でできました。




2歳のボクも、お母さんと一緒に。


最後は、みんなで大きなねぶたの前で記念写真。





実は、「ワラッセ」だけでは短時間で飽きてしまうかな・・・と
心配していましたが、子どもたちも親御さんたちも、
入ったとたんに、ねぶたの大きさや実物に圧倒されていて、
おまけに体験もできて、たっぷり2時間近く楽しめました。


この日、猿回しのサプライズもありました。

志村動物園に出ていた「さくらちゃん」が来ていて、
とっても楽しい芸をたくさんしてくれました。









高飛びもすごいですが、師匠との会話ややり取りがおもしろくて、大喝采でした。


このあと、みんなで隣の「A-Factory」で昼食をとり、
買い物などの自由行動、そして解散となりました。


ある家族は数日、ある家族は数週間と、それぞれ日数は違いますが、
自然豊かな青森の地で保養をしながら、心も体もリラックスして、
子どもたちも生き生きと遊んでおり、それを見守る大人たちも、
子どもたちのこんな姿を見て、嬉しく思いました。


宮城にしても、福島にしても、また線量を気にしながらの生活に
戻らなくてはならないことを思うと、私も本当に辛いのですが、

子どもたちの未来のために、大人はどうしていくべきか、
改めて考えさせられた日ともなりました。


子どもたちのこの笑顔が変わらないように・・・




ここあでした。