あくどいことをして
得た自分の幸せを
食うている馬鹿者よ
恥ずかしくはないのか
逃げることはできない
本当の自分から逃げ続け
嘘と幻の
豪華な家に住む
その暮らしが
苦しくはないのか
黄金の夢を食いながら
のんきに踊っている
おまえの下で
暗い不幸に泣いている
人間が千人いる
その痛みを
かけらも感じないのか
自分だけが幸せであればいいと
本気で考えているのか
汚い馬鹿者よ
神の鉄槌が
おまえに下る
おまえは
愛のない
永遠の迷いの野に
ひとり置き去りにされる
おまえは
誰にも愛されず
誰も愛さず
孤独にもまれた心臓を
永遠に噛む
哀れな馬鹿になる