アルヤ・６０

不浄のものを
神は拒否されます

自分自身を憎み
ほかのものになろうとして
馬鹿なことをやり始めるとき
人間の心は醜く濁ってくるのです

神はそういう人間の暗い心を
苦く思っておいでです

神の心にかないたくば
迷いのない明るい心でありなさい

凡庸に沈み
人まねで作った嘘の自分に満足し
コソ泥のように
けち臭い幸せを噛み続ける
そういう生き方をしてはなりません

人間のまことの姿は
愛です
愛ですべてをやっていく
すばらしいものなのです
神はそういうものに
人間を創られたのです

その自分をまっすぐに信じ
ほこらしく打ち立て
あらゆるよきことをなしていきなさい
そうすれば
神の麗しい芸術である
あなたの真の姿が見えてくる

青空のように澄み切った
美しい心が見えてくる

自分とはこういうものであったのかと
神はなんとすばらしいものを創られたのかと
あなたは自分自身を見て
感嘆するのです

アークトゥルス・５６

いやらしいことをして
いやなものになった
自分などいやだと
おまえは本当の自分をたたみ
嘘でつくりあげた全く違う自分を
生きている

その偽物の自分をもたすために
おまえはあらゆるものを盗み
あらゆるものを傷つけ
この世に苦悩を振りまき続ける
自分一人が安楽に生きるために
おまえは千人の人間を不幸にしているのだ

もうすぐ愛の世が来る
神の真実が世界中に広がる
その美しい世界への入り口を
おまえはそのていたらくで
当然の顔をしてくぐるつもりなのか
馬鹿め

何もわからないわけではあるまい
悪いことなど何もしていない
まじめに働いているその人生そのものが
汚い悪なのだ

おまえは自分の罪から逃げ続け
美しい善人の人生を盗み
それで自分こそが神に選ばれた人間だと
平気で思い込むのだ

迷いの中に浸った魂をごまかし
偽物の自分をかぶって
高い人間のふりをする馬鹿者よ
おまえたちは落ちる
愛の世界の入り口の前で
跳ね返され
永遠の徒労の世界へと落とされる

嘘で作り上げた自分を
善人と思い込んで
神の前に見せびらかすでない
それはあまりにも愚かな罪だ

いやらしい嘘で
神をだまそうとする
恐ろしく恥ずかしい罪なのだ

メンカリナン・２５

もっと走れ
もっと自分をとぎすませよ
おまえにはもっとできることがある
神はすばらしいものに
おまえをつくってくださった

怠惰に染み込み
自分を侮り
虚無のように何もしないでいては
自分をつくってくださった
神を馬鹿にすることになる

自分はこの程度でいいのだと
勝手に限界をつくり
そこらへんをうろうろするだけで
満足していては
あほうになる

愛のために
神のために
すばらしいこの世界のために
自分を投げてやってみよ
いつまでも安楽をむさぼるばかりで
人生を腐らせてはならぬ

伸びあがれ
限界の限界にぶち当たり
壁を破れ
できる自分を信じて
まるごと神の中に飛び込んでみよ
そうすれば
あまりにもすばらしい
自分の翼を知ることができる

美しい自分の真価を信じ
走れ
つきぬけよ
あほうになって
自分を馬鹿にしていてはならぬ

ゲンマ・５８

愛がやってくる
愛の時代がやってくる
人々よ
準備をしなさい

二度とない
このような悪の栄えは
二度とない
神はすべてを変えていく

人々よ
神の心を知り
その真実を学び
それを世界中に広げなさい

神の正しい知恵を
正しい法を
正しい愛の姿を
珠玉を集めるように学び
そしてそれを
すべての国境を越え
すべての心の壁を越え
全世界に広げるのだ

愛こそが
全地球の共通語である
それに背を向け
自らのみを尊いとなし
人間を馬鹿にして
この世に乱を呼び続ける者は
ついに滅びるだろう

愛がやってくる
すばらしい愛の時代がやってくる
人々よ
自分自身に目覚め
新たな時代をこの世に呼び込むために
すべてのことを始めなさい

全世界に
神を広げなさい

ミンタカ・２３

こどもたちよ
ともだちを
いじめてはいけない

きにさわるから
きらいだから
きたないから
きみたちはいろいろなりゆうで
みんなでともだちを
いじめることがある

みんなでやると
じぶんがいなくなったようなきがして
なにかたのしくなるのだ
それでいけないことも
わるいことも
みんなでやるとたのしいからと
へいきでやってしまうのだ

だけど
じぶんがやったことは
かならずじぶんにかえってくるんだよ
みんなでいじめたひとは
みんなにいじめられるということのたねを
じぶんのなかにつくっているんだよ
みんなでやったからって
にげるわけにはいかないのだ

かみさまはにんげんを
みんなかわいくていいものにつくった
にんげんはかみさまのまえには
みんなびょうどうにすばらしいものなのだ
そのにんげんをばかにして
いじめてたのしむのは
ぜったいにしてはいけないわるいことなのだ
かみさまをかなしませる

にくみあうのをやめ
きずつけあうのをやめ
こころをきれいにして
みんななかよくしなさい
ともだちには
いいことをいくらでもしてあげなさい

そうすれば
いいことがかえりあって
みんながしあわせになるんだよ

アンドロメダ・２８

神は立ち上がり
悪しきものを駆逐し
愛の栄光の元
この世を永遠の楽土とする

ゆえに人は
悪をなしてはならぬ
神を装い
虚偽を吹き付け
自らのみの幸福のために
人を馬鹿にしてはならぬ

目覚めの時は来た
神はもはや
愛に逆らう者を
容赦しはしない

万年の間
地球を荒らす
人類の暴虐に耐えてきた
物欲と性欲のみで動く
暗い人間の悪臭に耐えてきた

だがもはや
その忍耐の糸もぶち切れた

この世におこる
あらゆる悪の現象に
神の怒りの風が吹くだろう

人よ
もはや二度と
悪をなしてはならぬ
なす者は神につまみ出され
永遠の虚無の荒野へと
落とされるだろう

アラドファル・２１

自分をごまかしたまま
神の前に出てはいけません

正直に言いなさい
あなたは前に
とてもいやなことをしたことがある
それを何も浄めないまま
忘却の布に包みこんで
自分の奥に転がしてあるでしょう

浄めるということは
自分のしたことを正直に神に謝り
人のため神のために
よいことをしていくということです
なのにあなたは何もしない
自分を惜しんで
宙ぶらりんの心のまま
すべてをごまかそうとしている

そういう中途半端な心は
神に嫌われるのです

自分をごまかしている限り
あなたは神とつながることはできません
どんなに敬虔な態度を装っても
神は振り向いてくれません

神に愛されたいと願うなら
心と行いを清くしなさい
ごまかしの自分に打ち勝ち
真正直な自分の心に目覚めて
何もかもを自分でやっていきなさい

そうすれば
さわやかに美しい心が
あなたの中に広がり
美しい神の愛と
深くつながることができるでしょう

ゲンマ・５７

愛を知った子らよ
この世に
愛の真実を広めなさい

この世界には
愛についての間違った知識が
あふれかえっている
それを少しでも浄めるために
愛の姿を学び
神の正体をつかみ
それをこの世に広めるのだ

人は馬鹿に苦しむとき
ゆがんだ心の目で世界を見
自分勝手な想像をふくませて
間違った知識をはぐくむときがある
そういう嘘が
今この世には激しく繁茂しているのだ

ゆえに
愛の真実を
あらゆる存在から学び
正しく自分の中にとらえ
それをこの世に広めなさい

愛がすべてを創造した
当たり前の真実に目覚めるとき
人はあまりにも美しい事実を知るだろう
そして自分もまた
愛ですべてをやっていく
一筋の愛の光となるだろう

愛を学びなさい
神を学びなさい
愛は光である
愛はすべてである
神とは
次元的に進化した巨大な自己存在であり
あまりにもすばらしい愛の塊である

愛を知った子らよ
その真実を
この世に広めなさい
そうすれば
すべての人間を
真実の幸福に導くことができるだろう

ガラクシア・４６

遠く去り行く者よ
神はおまえのために
もはや何をすることもない
すべての愛が過ぎ去ったのだ

目覚めと悔い改めの時を
万年の間待っていたが
おまえはとうとう最後まで
嘘をつきとおした

木の葉のように薄っぺらな
嘘の上に楼閣を建て
そこに永遠に住もうとした

これ以上待っていても
おまえは神に苦労をかけるばかりで
何もしはしない
ゆえに神はもう
おまえを見捨てるのだ

何もない
何もしないものが偉いというなら
本当にそうしているがよい
何もない永遠の大地の上で
自分を抱きしめながら
永遠に何もしないでいるがよい
馬鹿者よ

もはやすべての愛は過ぎ去った
おまえのための愛を
実行するものはだれもいない
それがすべての愛を馬鹿にした者の
ゆく世界なのだ

シェダル・１５

自分は何も努力しないで
文句ばかり言っている人は
もう落ちます
なぜならそういう人こそが
世の中を暗い方向に乱すからです

世の中のために
人々の幸福のために
真剣に働いている人は
いやらしい文句など言いません
まじめに働く人が
どんな苦労をしているか
知っているからです

思い通りにならない
自分の人生に苦しみ
そのくせ何も努力しない人は
それをいつもだれかのせいにできないかと
夢を探してばかりいる

自分がこんなに苦しいのは
あれのせいなのだ
親のせいなのだ
政治のせいなのだ

本当にそう思うのなら
汚い文句を言う前に
少しでも改善するべく
自分で努力をしなさい

人生が思い通りにならないのは
自分で努力をしないからです
だれのせいでもない
自分のせいなのです

自分の人生を美しいものにしたいなら
自分の努力をするべきです
自分を大いなるものにかけて
焦るほどに働くべきなのです

そんなことを何もしないで
いつもだれかのせいにして
文句ばかり言っている人は
もう人間を落ちるのです