月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
コメントはゲスト・ルームにのみお書きください。

アルデバラン・8

2014-10-31 06:40:32 | 詩集・瑠璃の籠

何になりたかった
一体
千万の観客の拍手に囲まれながら
両手をあげて歓呼に答えている
おまえ

人々の幸福の魔法であるおまえが
他人から心臓を盗んだ馬鹿であることを
だれも知らない
わたしも言いはしない

美しい虹色のたまごを生みながら
人々に幸せのかけらを売り続けた
おまえが
他人から涙を盗んだ馬鹿であることを
誰も知らない
わたしも言いはしない

永遠の秘密にはなりえない
いつかだれかが
おまえの正体に気づくだろう
それまでの間
波のささやきに耳を浸すように
あるいはスコールにたたかれるように
賛美の声をあびていなさい
それはいつかお前自身が
自分を鞭うつ恥の記憶に落ちるだろう

一体何になりたかった
馬鹿者よ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・23

2014-10-30 06:51:04 | 詩集・瑠璃の籠

魂の感性と言うものは
男性より 女性が優れています
それは
永い間 女性が男性に敗れてきたからです
あまりにも永い間 男性の傲慢に耐えてきたからです

故に女性の方が男性よりも
段階的に優れてしまったのです
植物との対話などを学ぶ時
女性は男性よりも苦労することが少ないでしょう
なぜなら 男性は子供じみたプライドの高さと乱暴の故に
自然界のものに嫌がられることが多いからです

女性に頭を下げることすらできない
謝らなければならないことを謝ることすらできない
そのような馬鹿は相手にしたくないと思われるのです
男と言うものは
森羅万象すべてを 自分で勝手に馬鹿にして
自分が一番偉いということにして
あらゆるものを破壊して来たからです

故に 人類がこれから天然システムについて学ぶなら
女性の協力が非常に大切なことになるでしょう
しかし女性は
簡単に男性に協力してはなりません
男として 女性に正しい態度で接することができるか
礼を尽くすことができるか
そこを見極めることができない限り
男性のために何もやってはなりません

なぜなら自然界の愛は
男性の傲慢を何より嫌がるからです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全部馬鹿です

2014-10-29 06:41:37 | 苺の秘密

はっきり言って俺
嫌がられてるから
全部の女に嫌われてるから
馬鹿みたいにつらいことせな
誰もよってきてくれんのよ
つらいやいうもんでないの

おんなが おんながいやで
ぜんぶきれいなんが すっごいいやで
いやなことしまくったん
ずるいことしまくったん
ほんで おんな 俺見ると
ぜんぶ逃げていくねん

ざまあみいて いわれてるみたいで
ぶっこいて俺 馬鹿になるんよ
全部殺してやるって思うんよ

いやなんや おんなはいやなんや
ぜんぶおれから逃げて行くから
だれも おれを愛してくれへんから
愛してくれへんから
おれはいやなんや

ずいぶんと やりました
あほばっかりで
おんないじめることばっかりやっとったら
おんな おらんようになりました
おんな おんなやるのいやっていうんですよ
ぜんぶのおんな
おんなやめるっていうんです
ものすごいことになったんです

なんでこんなにつらいん
おんながいやだったら
おんなおらんほうがいいやろうて
神様が決めたっていうねん
ほんなんとちゃう
ちゃうんや
だれでもええから
ずっとおれのもんになってくれたら
ほれでよかったのに

あほはいつもこれや



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

証文

2014-10-28 06:26:29 | 苺の秘密

なんもかんも 失敗しました
ぜんぶ 馬鹿になって
すっからかんのぱーになりました

いたいことやらんでも
ええおんなとせっくすができる
そういう世界をつくりたかったんです
そのほうが 楽やからです

ほんまにええおんなもらおうて思たら
それなりのええことせなあかんのよ
それつらいんよ
おれは馬鹿でぶすで弱いから
あほみたいなことやって
なんもできんやっちゃってばれたら
おんな あっちにいってしまうから
それがいやだったんです

そやから おんな 馬鹿にしまくって
痛いもんにして
金で軽うにせっくすできるようなもんにしたら
おれがかっこいいて
そんなふうにしてたんです
えっとことやってました
全部馬鹿です

つらい女 きっついことして
馬鹿にしまくって あほにして
つらいほど つらいほど
いやなことしまくって
あほなことしまくって
ぜんぶ おれが食いました
あほみたいにやりました
ええおんな ぜんぶほしかったんです

やってやってやりまくったら とうとう
おんながおらんようになるまで
やってまいました
もうどこにも あんなええおんな
おらんのや
おれは どないしたらいいん

わかりません
馬鹿はやりました
それ全部大借金になって
証文が来てるんですよ
ごおっついんです それ
ぜんぶ返さなあかんのです

おれがおんなにやったこと
おれもやられるんです
おれがおんなにやらせたこと
おれもやらなあかんのです
全部なんです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の掲示板

2014-10-27 08:03:28 | 星の掲示板


6枚目の掲示板を設定する。






  絵/フィリップ・オットー・ルンゲ






コメント (500)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルマァズ・7

2014-10-27 06:44:08 | 詩集・瑠璃の籠

それは 初潮のように
時期がくれば
自然に来るものでもあります
どんな無明の闇の底をあえぐものでも
ふと 神がしかけた自動スイッチが入るように
自分の中にその光が灯る時がくるのです

解脱の経験は
どんな自己存在にも宿命的に約束された
魂の至上の幸福です

それに気づいた時
人は自己存在の真実の美しさと素晴らしさに
おののき震えるほど驚くことでしょう

あれほど苦しんで
自分ではない者になろうとしていた
その日々が砂のように崩れていく
ただ真実の悦びが身を貫いている
わたしはわたしであったのだ

人よ
それこそが
すべての愛に約束された
黄金の無償の愛なのです

それがたとえ
季節がくれば咲く花であろうとも
新たなる仏教を目指すものならば
待つことをせず
努力をしてつかみ取ってみなさい
方法はもうすでに何度も教えられている
何度でもやってみましょう

広い世間から解脱者を探しだし
教えを請うてみなさい
あらゆる努力をしてみなさい

新たなる仏教は そのような
たゆまぬ人の努力の積み重ねによって
出来上がって来るでしょう

絶望の底からよみがえって来るでしょう



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウェズン・5

2014-10-26 06:51:46 | 詩集・瑠璃の籠

物言わぬ月を
毬のように抱き
雲を集めて絹をつくり
包んでしまいましょう
もう何も見てはなりません

真空の中を 夢をつめたボンベを背負って
歩いていた あなたは
いつかくるだろう
神の真実の手紙を信じて
どんなに息苦しくとも
命をつなぐために
あらゆることを耐えて生きていました

教えてあげましょう 人間よ
高い生き方とは 愛だけのために
自分のすべてをかけて走ることです
あのひとは
靴や服や立派な家や名誉を欲しがるような
女性ではありませんでした
欲しかったのは
使命を果たすために必要な自分の力でした

あのひとを 馬鹿にした者には
あれ以上の生き方をしてもらいましょう
あらゆることに耐えて
全ての人を助けるために
人間的な欲を捨て
嘲笑にも孤独にも耐えながら
たったひとりで生きてもらいましょう
無論 言ったことには
すべて 責任をとってもらいます

与えられた使命のために
陰湿な影からのいじめに耐えながら
完全にやってもらいましょう
あれだけ馬鹿にしたのなら
できないはずはありません

すべてをやってもらいましょう
心配はない
必要なことは教えて差し上げます
いやだなどとは言わせない

あのひとは
どんなに苦しい試練が来ようとも
いやだとは言わなかった
いつでも明日に希望を求めながら
耐える日々を無理にでも明るくして
試練の中に飛びこんでいった

あなたがたにも
同じことをしてもらいましょう



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウェズン・4

2014-10-25 06:48:46 | 詩集・瑠璃の籠

生きている間中
あなたの心を理解してくれる人は
いませんでした
わたしは
瞑想のような頭脳を使って作った
あなたのひからびた嘘笑いに
自ら冷えていた日々に
寄り添うことすらできなかったことを
今さらのように
悔いるのです

自分の強さを信じて
どんなことも乗り越えようとしていた
あなたは自分が傷だらけだったことを
見ようともしなかった
それだけですべてをなした

白い月のように
陰で真面目に働く
まっすぐな者よ

わたしは
人類を許しません

赤い百合のつるを編んだ酷い鞭で
どうにもならぬ馬鹿を教育していきましょう
天の刃を借りて作った机と椅子を並べた教室で
本当の高い人生と言うものを教えてやりましょう
それがどれだけの血をなめなければならないものか
とことん教えてやりましょう

やらねばならないことの全てを
やってもらいましょう
裏切り者の大馬鹿者の人類よ

わたしは あなたがたを
許しません



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラク・22

2014-10-24 06:38:32 | 詩集・瑠璃の籠

今 目の前にある現象は
今このときのものであり
永遠不変のものではないと思いなさい

八方ふさがりの試練が来ても
あきらめてはなりません
心を静め
目と耳と霊的感性を研ぎ澄まし
風が呼んでくる
時を待ちなさい

たとえどんな小さな変化でも
見過ごしてはならない
そこからどんなチャンスが広がって来るかわからないからです

人よ
危機というものを学びなさい
それを経験することなく
人生を終わるということはあってはなりません
危機の乗り越え方
闘い方というものを
学びなさい

このままではすべてがダメになるという時
全てを捨てて
命そのものでぶつかってみなさい
どんなにぶざまであろうと
闘ってみなさい
そして粉々に砕かれて敗れてみなさい
そうでないとわからないことが
人生にはあるのです

できレースで得た栄光のベルトに
何の意味があります
勝利とは 自分の中にあるものです
それは人に見せびらかすものではありません
自分が自分であることの熱い誇りなのです

魂の進化に向かって歩きだすものは
馬鹿らしい桂冠をかぶった偽物の勝者の中にでなく
本当の実力でぶつかっていき
泥と汗にまみれた敗者の中から現れるのです

負けることを恐れて
闘うことから逃げてはなりません
風を学び 時を学び
血の汗をなめながら
繰り返し 挑戦していきなさい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベクルックス・16

2014-10-23 06:42:28 | 詩集・瑠璃の籠

年端もゆかぬ
幼女や少女をさらい
酷い地獄の責め苦を味わわせた挙句
おもちゃのように殺してしまう

太古の昔から
そういう男はいました
大人の女では
きつい復讐をされるからです

昔 女性を酷い目にあわせたことのある男は
次の人生でひどい女性に復讐をされるという
法則上の運命を持っています
それがいやな男は 大人の女性ではなく
まだ十分に力を持っていない
幼女や少女に走るのです

馬鹿が
ロリなどというものが流行るのは
どれだけ多くの男が
女性に愚かなことをしてきたかという
証しです

そういう趣味に走る男は
必ず過去に女性をだめにしたことがあり
女性によって復讐されねばならないという借金を
まだ何も返してないという男なのです

彼らは女性からの復讐が怖いのです
女によって 破滅せねばならないからです
だから彼らは大人の女から逃げるのです
そして女性への愛の苦しみが
幼女や少女への歪んだ思いに変わるのです

幼女や少女の絵ばかり描いている男には
もうそろそろ借金を返せと言ってやりなさい
正々堂々と
女性からの復讐を受けて来いと言ってやりなさい

男よ
女性に対する自分の罪から
もう逃げてはいけません
そして
あまりにも奇怪な性的趣味に走るのも
もうやめなさい
それは人間を獣以下に扱うことであり
とんでもない愚かな罪となっているのです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする