馬鹿なことをしても
愛が我慢をしてくれて
何も仕返しをしないからと言って
好きなことをしてきたら
こうなったというのが
馬鹿なのです
人間は砂粒ではない
素晴らしい心がある
美しいものなのです
どんな小さなものにも
暖かな愛があり 深い物語があり
痛みを感じれば涙が流れるのを
感じる頬がある
それを
まるで砂粒のように踏みにじり
馬鹿にして
すべてに君臨できる王のように奢ってきた
その結果が今なのです
女は弱いから
馬鹿にしても何もできないからと
痛いことをしすぎれば
どういうことになるか
やっとわかりましたか
二度としないから許してくれと
口で言うだけでは
誰も信じてくれません
償いなさい
砂粒のように小さく
とるにたらないものとなり
すべての人の足の下に行って
小人のように身を粉にして働きなさい
傲慢の頭を
大地に植えるほど下げて
あらゆるものに謝りなさい
もう二度としないということを
十分にわかってもらえるまで
そうしなさい
もはやほかに道はありません
算数というものは
いちたすいちが基本なのです
どんなに難しい計算を試みても
いちがいきなりおくになることはありません
正直ないちを積み重ねていきなさい
永遠に積み重ねていきなさい
人間が馬鹿にしてきた
そのような正直の道こそが
すべての存在にとって
最も正しく
最も高い道なのです