月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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メンカリナン・33

2022-04-30 05:07:09 | 詩集・瑠璃の籠

罪の影を腹の中に敷いて
永遠にそこに座っているつもりなのか
馬鹿者よ

通り過ぎてゆく
愛のささやきに耳をそらし
何もしないでいる自分を許すために
自分の指を食いながら
ずっとうつむいているつもりなのか

馬鹿なことをした自分がつらいから
消えてしまいたいと
自分を固く握りしめて
いつまでも孤独の中に閉じこもっている
馬鹿者よ

だらだらと溶けていく人生を
片手ですくいながら
すべては馬鹿なことなのだと
神を侮辱し
人間を腐らせてゆく
愚か者よ

愛がすべてだという
神の叫びが
おまえの部屋の窓をたたいている
それなのに
おまえはまだ何もしないのか
永遠にそこに閉じこもっているつもりか

自分の吐いた糞の中に横たわり
死んでゆくことさえできずに
死んだ人生を生きていくのか
永遠に
何もせずに




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ベクルックス・70

2022-04-29 05:19:37 | 詩集・瑠璃の籠

女性存在の堕落は
人類の堕落です

なぜなら女性は
愛の道標として
神に創られたからです

どんなに愛から遠く離れても
それを見ればすぐに
愛に帰ってくることができる
女性はそのようなものとして
常に愛の庭に立っていなければならない

しかし女性がその使命を忘れ
エゴや我欲のために動けば
どうなりますか?
愛の道標たる女性が
我欲のために嫌なことをすれば
神がそれを許していると人に教えることになり
だれもが嫌なことをするようになるのです
そして世界は乱れに乱れてくる

わかりますね
ですから女性は
決して堕落してはいけません
神を学び 愛を学び
知性を高め
人類のために
まっすぐに美しく生きねばならない

女性が美しく自分を律することは
人類のための責任でもあるのです
自分が愛の庭から少しでも動けば
人類の堕落が始まるのだと
常に自分に言い聞かせなさい

女性は
すべてを愛し
美しく世界を整え
人類の正しい道を歌い
神の心をこの世に表現しなさい

そうすれば女性は
神のように
永遠に美しくあることができるのです




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フォマルハウト・25

2022-04-28 04:49:21 | 詩集・瑠璃の籠

すべては
変わってゆく

人間は自分に目覚め
愛の勇士となり
虚無にしびれた暗闇と
堂々と戦ってゆく

愛を忘れた魂に
愛を吹き込み
嘘にまみれた暮らしに
閉じこもっている魂に
真実の幸福を説く

人間は変わってゆく
神が創られたそのままの
美しい真実の姿に戻ってゆく

迷いの時代はもう終わりだ
馬鹿なことはもうやめよ
一切の虚妄を捨て
本当の自分に帰れ

奥底に矛盾を抱えたまま
善人のふりをして
神の前に出るでない
嘘はすべて見破られる

すべては
変わってゆく
世界は清められてゆく
この時代の流れに乗れぬものは
滅びてゆくだろう





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アルギエバ・56

2022-04-27 06:00:08 | 詩集・瑠璃の籠

すさまじい逆風がやってくる
身をひきしめよ

それはこの世を改める
神の風だ

嘘に身を浸し
自分だけの安寧を
厚く着込んでいるものは
吹き飛ばされるだろう

美しい顔を盗み
神のように男に君臨し
すべてをしぼりとろうとする馬鹿女は
あばかれるだろう

逃げることはできない
自分の真実を否み
この世に嘘の黄金の城を
建てようとした馬鹿者は
はじきとばされるだろう

すさまじい逆風がやってくる
神の怒りの風が
この世に吹き荒れる

吹き飛ばされたくなくば
すべての嘘を捨て
本当の自分に帰れ




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ヴィンデミアトリックス・65

2022-04-26 05:25:44 | 詩集・瑠璃の籠

奥底でうずく
愛の痛みをしばりつけ
矛盾の闇に身を投じ
馬鹿者は破滅への道を急ぐ

嘘ばかりつき
嘘ばかりつき
平気で悪いことをやり
自分以外のものはみんな馬鹿だと
糞を吐き続ける

永遠の愚昧の沼に浸かりこみ
目覚めを請う神の声を無視し
悪業の上に建てた城の中で
小便臭い美酒に酔う馬鹿者よ
神の怒りがおまえを染め上げる

人間の顔をした
人間ではないもの
愛ではないものよ
神がおまえを滅ぼす

獣じみた恨みと憎しみに燃え上がり
すばらしい自分自身を愚弄した
馬鹿者よ
孤独と悲愴の地獄がおまえを待っている




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ソル・29

2022-04-25 04:42:11 | 詩集・瑠璃の籠

永遠の愛の響きで
地球を包もう

しびれる孤独の魂に
救いの光をたらし
愛の扉のありかを教えよう

聞きなさい
人々よ
探さなくても
愛の扉はそこにある
それを見ようとするだけで
そこにある

星もない闇夜に
孤独を抱きしめて
苦い糞をなめていたあなたを
愛はずっと見つめていた

自分が痛いばかりに
すべてを傷つけようとして
あばれもがいていたあなたを
愛はずっと支えていた

あなたが
逃げることはできない
自分に気が付いて
振り向いてくれるのを
愛はずっと待っていた

愛はいつもそばにいた
どんなに傷ついても
最後まであなたを見捨てなかった

さあ開きなさい
愛の扉がもう見えるはずだ
永遠の幸福の国があなたを待っている
もう二度と離しはしないと
神が両手を開いて待っている




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アンタレス・40

2022-04-24 04:54:19 | 詩集・瑠璃の籠

愛の時代の
夜明けが来る

虹がせりあがるように
神がこの世に現れる

忘れ去っていた記憶を取り戻し
逃げ続けてきた本当の自分をつかみとり
たちあがれ 人間よ
もう迷いの時代は終わった

臭い無明の闇に溺れた
犬の怪と戦い
この世界に愛を広げるのだ

嘘を厚く着込んで
神を侮辱する
偽物の美人を追い払い
この世界に真実の美を呼び込むのだ

愛の時代の
夜明けが来る

神は高らかにらっぱを吹き
すべての悪の道に
終了の壁を下す

嘘で作った我欲の城にこだわり
いまだに無明の夢に浸ろうとするものは
すべてこの世を追い出されるだろう




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ミネラウヴァ・44

2022-04-23 05:12:35 | 詩集・瑠璃の籠

もう少し頑張りなさい
あなたの力はもっと高いのだ
平凡の城の中に安住して
勝手に自分の限界を作っているのではありません

それなりのことをして
自分はこれでいいのだと
満足しきっていたら
いずれ人生が腐ってきますよ

小鳥が巣から飛び立つように
自分の限界に挑戦しなさい
成長したい
伸びあがりたい
魂の欲求に
いつまでも耳を閉じていてはいけない

あなたはもっと強いのだ
あなたはもっとできるのだ
すばらしい自分自身は
永遠に成長し続ける
美しい命の炎なのです

もうそろそろ目覚めなさい
うずうずと痛む
自分の成長点を
無理にだまらし
平凡で満足していてはいけない

遠い空から
神の呼ぶ声が聞こえませんか
上って来いと
大きくなれと
あなたにはもうそれがわかるはずだ

どうしようもなく
成長していく魂の力を
もっと大きな空で
試してみたいと思いませんか




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アルヤ・78

2022-04-22 05:01:17 | 詩集・瑠璃の籠

嘘ばかりついて
自分をゆがめるのを
やめなさい

人間は
愛にまっすぐに
生きなければならない
その方が
嘘を盛り込んで
ふんだんに着飾って
自分をごまかして生きるよりは
百倍も幸せなのですよ

素直な心を
のびのびと生きるだけで
あなたは最も美しい
自分になることができる
その美しい自分であることが
たまらなく幸せで
あなたはすべてのために
いくらでもよいことをしたくなるのです

その自分を
無理にゆがめて
汚い嘘をかぶって生きることが
苦しくはないのですか
どんなにきれいに飾り立てても
目が虚しさを語っている
その自分が美しいと思っているのですか

もうそろそろやめなさい
そんなに自分をゆがめ続けていれば
いつか大切なものが折れてしまう

逃げることはできない自分を
真正面から受け止め
本当のあなたの
本当の美しさを
勝ち得なさい




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ルナ・62

2022-04-21 04:47:56 | 詩集・瑠璃の籠

たたえよ
たたえよ
世界を
たたえよ

神によって行われた
創造のすべてを
たたえよ

人類の
創造を

おお
春に花が咲き誇るように
この世に愛が咲き誇る
人類の春がやってきた

逃げることはできない
自分を抱きしめて
人類は愛の道をのぼり始める

美しい神の創造として
ひとすじのまことの道を
一斉にのぼり始める

すべてが始まる

たたえよ
たたえよ
世界を
たたえよ

人類の
愛と希望の未来を信じ
すべてを行ってゆく
すばらしい人類よ




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