月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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ゲンマ・120

2024-12-24 03:11:09 | 詩集・瑠璃の籠

愛のしるしを
高く掲げ
全世界に
神を広げよ
まことの神を

われは宇宙の
中心であるとうそぶく
偽物の神の
正体を見抜き
それを廃せ

自分こそが
最高に偉いと
言うものの正体は
獣のごとく幼い
魂のエゴなのである

あまりにも小さな
まだ若すぎる自己存在の
恐怖が生んだ
幻の神なのだ
それは愛ではない

まことの神は
星の数ほども
たくさんいらっしゃり
ただ一つの愛の元に
心を結び
助け合い協力し合って
この世を創造し続けていらっしゃる

生きとし生けるものを
深く愛し
すべてを愛の幸福に
導くために
あらゆる努力をしてくださる

その神の
本当の姿を
世界中に広げよ
そうすれば人類もまた
愛の元に集い
美しく
助け合うようになるだろう



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サビク・103

2024-12-23 02:34:32 | 詩集・瑠璃の籠

もういい
もうやめなさい

本当の自分を嫌がり
偽物の自分にしがみつくのは

人の美貌を盗んで
どんなにきれいに作っても
それはおまえではない
おまえは自分で自分を
汚い偽物にしているのだ

何もしていない
何も勉強してない
汚いことばかりしている
こんな自分など嫌だと
他の自分を盗んで
まるごと取り替えようとしている
あほうになっているのだ

どんなにがんばって
人のまねをしても
おまえはおまえ以外のものに
なれはしない
他のものになろうと
馬鹿をやればやるほど
自分が醜く歪んでくるだけなのだ

ゆえにもうやめなさい
嘘で作り上げた
愚かな自分を振り捨て
本当の自分に戻るのだ
神が創って下さった自分を
すべて受け入れるのだ

そうそればおまえは
すぐに美しいものになれる
真正直な本当の自分を生きる
まっすぐな魂に
なることができる

その方が
偽物の美人よりも
百倍も美しいのだ



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スピカ・87

2024-12-22 03:48:48 | 詩集・瑠璃の籠

愛が悲しんでいる
嘘だけで生きている
おまえを
愛が悲しんでいる

幻の幸せを
手に入れるために
触れてはならぬ
神の林檎をもぎとり
どうどうと食ったおまえを
愛が悲しんでいる

楽をして
女と金を手に入れて
濡れ手で粟の人生を
存分に味わい
魂が腐ってゆくことに
ふりむきもしないおまえを
愛が悲しんでいる

ああ
もう二度とは這い上がれない
虚無の地獄に
風のように吸い込まれてゆく
おまえの運命に
愛が泣いている

愛を馬鹿にし
神を裏切り
すべてのものを
自分の食い物にしようとした
おまえの過ちを
愛が悲しんでいる



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ミンタカ・45

2024-12-21 03:26:15 | 詩集・瑠璃の籠

人よ
もう迷いの沼から
上がってきなさい

どんなに苦労をして
探しても
そこに幸せはない

人の福を盗んで
偽物の幸せを
抱きしめていても
魂の奥に吹く
虚しさの風は
ごまかせない

人を馬鹿にして
得た幸せは
砂のように
すぐに崩れていく

本当の幸せは
そんなものではないのだ

エゴの油で塗り固めた
幻の幸福の城を捨て
愛に帰ってきなさい

本当の幸せは
愛に濡れた自分の
美しい真心で
すべての人の幸福のために
尽くしてゆくことなのだ

それは
永遠に続く
魂の天国なのだ

ゆえに人よ
迷いの沼を出て
愛に
帰ってきなさい



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トゥバン・29

2024-12-20 02:52:56 | 詩集・瑠璃の籠

幸せが欲しければ
自ら人を愛するがよい

人のために
世間のために
真心で働き
美しい愛で
この世を潤すがよい

愛はこの世を
流れ流れて
巡り巡り
おまえのところに
帰ってくるだろう

さざ波のように
おまえの心を濡らし
尊い幸せが
おまえの胸に
ともるだろう

愛することこそが
幸せの入り口なのだ
魂の真ん中にある
愛の正体が
鈴のように震え
おまえの全霊を
喜びで満たす

愛せよ
愛せよ
限りなく
愛してゆけ

おまえの目の前に
天国の門は開き
永遠の幸せの道を
見出すだろう



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アルギエバ・81

2024-12-19 03:21:33 | 詩集・瑠璃の籠

人類の業は
あまりにも重い

人類は
自分がつらいばかりに
恐ろしく愚かな
馬鹿をやりつくした

だが人類よ
絶望するな
愛はおまえたちを導く

人類が
愛と和解の岸に
たどりつくまで
希望の糸で
おまえたちを引いてゆく

信じよ
自分を
あまりにも深い
罪の谷を眺めて
何もできぬと
自分を見捨てるでない

勇をもって
挑戦せよ
それはできることなのだ
自分を信じれば
おまえたちはなんでもできる

矛盾の闇の
魂の地獄を
迷いながら生きてきた
自分を脱ぎ捨て
よみがえれ
愛の魂よ

おまえたちにはできる
永遠の未来をかけて
逃げることはできない
本当の自分を使い
すべてをやっていくのだ



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ミネラウヴァ・69

2024-12-18 03:20:27 | 詩集・瑠璃の籠

二度とするな
馬鹿なことは
二度とするな

あほうに染まった自分を
洗い清め
本当の自分に戻れ

それが今は
どんなみじめな姿でも
すべて受け入れ
そこからすべてを
やり直していくのだ

愛を忘れ
愛を裏切り
汚いエゴに生きてきた
自分の罪を認め
神の正義の前に
自分を投げ出せ

神はおまえの
真実を見抜き
次の永遠のための道を
教えてくださるだろう

今まで逃げ続けてきた
自分の永遠の魂を
抱きしめ
愛の元によみがえれ
人間よ



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アルヤ・108

2024-12-17 02:47:09 | 詩集・瑠璃の籠

夢をかなえたいなら
努力して
自分を高めなさい

汚い欲望や
愚かな虚栄の心を
きれいに清めて
愛になりなさい

何のためにそれをやるのか
自分のためではなく
みなの幸福のためにと
そうあなたが思うとき
神はあなたの心に
目をとめて下さるでしょう
そして導いてくださる

高い夢を見るものには
長い道がある
すぐには夢はかなわない
その長い道を
神の声に耳をすましながら
進みなさい

奮闘努力していく中で
あなたの魂は大きくなってゆく
夢をかなえるために
歩いてきた道こそが
神が与えて下さった宝だと
気づく

美しいことを積み重ね
努力してきた
人生の物語が
何よりの幸せであったと
気づく



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アークトゥルス・93

2024-12-16 03:04:01 | 詩集・瑠璃の籠

美しさは
神の庭に咲いた花
美しいことをしたものには
神がその花で
飾って下さる
それが美女と言うものだ

しかしその花を
横から盗み
自分に飾り付ける
馬鹿な女がいる

その女は
神の花をエゴで汚し
逃げることはできない
自分の本当の姿から
逃げ続け
どんどん汚くなってゆく

愛ではないものが
愛のふりをして
あさましい我欲のために
男をだまして
利用しようとする

男どもよ
醜い偽物の美女に
だまされてはならぬ
その目から流れる
怪しいエゴの光を見抜き
おまえは愛ではないと
拒否せよ

偽物は
正体を暴かれ
こそこそと
暗がりに逃げていくだろう

愛の道を説く
神のささやきの玉を
放り投げてやり
あとは
放っておくがよい



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ミザール・29

2024-12-15 02:55:45 | 詩集・瑠璃の籠

もうやめろ
人間
馬鹿をやりすぎると
神にあきれられるのだ
そうなればもうおしまいだぞ

自分だけの幸せを考えて
汚いことばかりするのを
全部やめろ
そして身と心を整え
みなのためによいことをして
福徳を太らせていくのだ
そうすれば未来が見えてくる

おまえが今見ている
幸せの夢は
全部馬鹿だ
人のものを盗んで作った
嫌らしい幻の幸福なのだ
そんなものを大事にしていれば
おまえは永遠の不幸に
たたき落される

本当の幸せは
そんなものではない
逃げることはできない自分を
正しく受け止め
その自分を使って
愛でみなの幸福のために
働いていくのが
幸せなのだ

もう馬鹿はやめろ
善人の仮面の陰で
やっている汚いことを
すべてやめて
人間をやり直せ
すべてをやり直せ



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