映画「劇場版そらのおとしもの・時計じかけの哀女神」感想

あの煩悩全開のＴＶアニメ「そらのおとしもの」が、まさかの劇場公開。

冒頭からいきなりエッチとおバカで、くだらなくも笑ってしまいました。

しかし、その後中盤までは、新美少女キャラ・日和の目線で見た、ＴＶシリーズのおさらい、つまり総集編ともとれる内容。

アイキャッチが入って、日和が新大陸発見部に入部、ようやく劇場版の新ストーリーが始まります。
その後は日和を中心に、相変わらずの煩悩ギャグであーだこーだと話はトントン進み、終盤で急展開、日和の悲しい宿命が明かされます。

美少女のピンチをみんなで救う…ストーリー自体はよくあるパターンです。
ただその日和の正体の件が、ＴＶでも明かされていなかった、エンジェロイドたちのとんでもない秘密につながる…かもしれない片鱗を臭わせ、もしそうなら、今までの話はいったいどういうことなのか。
驚きとともに、気になってしまいます。
（原作ではその辺どうなっているのでしょうか）

そんなわけで、思っていたより新作部分が少ないのが残念なのと、これは続編作らないわけにはいかんだろ！的な内容ですが、とにかくニンフのデレがすさまじかったので、全てチャラ。
観て後悔なしでした。