模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

「宇宙戦艦ヤマト2199第一章・遥かなる旅立ち」感想

2012-04-12 22:56:59 | 感想
TVアニメ、宇宙戦艦ヤマトの、純粋なリメイク作品。
第1話と2話が1本となって劇場で上映されました。

第1話は、ほぼ旧作どおりの展開。
冥王星宙域の戦闘から、朽ち果てた戦艦大和を発見するまでです。

艦隊戦は力が入っています。
地球艦隊は数も艦種も増えて、大艦隊になっています。
砲撃戦の迫力もすごい。
ちょっと艦の動きが速すぎる感もありますが、ガミラスの攻撃を受けてググっと傾く戦艦きりしま(沖田艦)など、旧作どおりです。

この戦闘、旧作の設定に加えて、実は裏で別の目的があることになっていますが、これがなるほど、という内容。
ストーリーにリアリティが増しています。

第2話は、旧作の2話と3話を合わせた感じです。
実は旧作のこのあたりの話は、個人的にすごく矛盾を感じていました。
今回、サーシャのカプセルや、ヤマトの建造工程、その他諸々の設定を一部変更し、うまくアレンジしていて、これなら納得という設定になっています。
感心してしまいました。

コスモゼロやコスモファルコンのお披露目もあります。
ガミラス機はグリーンの迷彩です!

全体的には、高速空母撃沈、ヤマト発進並びに超巨大ミサイル撃破、という旧作に沿ったストーリーが展開されます。

心配したキャラデザインは、特に違和感なし。
女性キャラが増えて、今後は色々と旧作に無い部分が描かれる気配があります。
みんな色っぽくて、個人的には◎!

旧作ヤマトⅡ・Ⅲのキャラも登場したりして、旧作ファンにはうれしいサービスです。

全体的に非常にいいのですが、問題がひとつ。
それはヤマトそのもの!
CGで描かれているわけですが、うーん、巨大感がない。
きれいすぎるということもありますが、最大の理由は、あの艦首から思いっきりパースをつけた絵が見られないこと。
加えて艦橋がデカくて、寸詰まりに見えてしまいます。
昔のゼンマイが付いていたころのプラモを思わせる、といってわかってくれる人います?

まあ、そのような残念な部分もありますが、それ以外はすばらしい作品で、今後が気になります。
だから、なぜ?なぜTV放送しない!
ひかりTV?そんなのあるかっ!
地上波放送しろよ!
美少女がわんさか出てくるだけのくだらないアニメは放送してるくせに!
しかも劇場上映は全国10箇所だけって、ひどい…。
中州大洋劇場に行ったのは、学生のころ以来かなあ。
シネコン以外の映画館は、ホントに久しぶりでした。


ちなみにヤマト鑑賞後は、ヤフードームに直行。
ソフトバンクVS日ハム戦を観ました。
今期初先発の大隣投手が、無四球、11奪三振で完封勝ち!
気持ちいい試合でした。

濃い1日でした…。
コメント (2)
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