テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジャズベースのコンデンサーを『ビタQ』に交換してみた・・

2013年10月18日 | 日記
ギターのコンデンサー交換が好調だったので流れでベースのコンデンサーも交換してみたのだ

結局のところ、10万円未満のギター&ベースの場合、
見えない部分で『コストカット』が為されているのだ

高級ギターの場合、ピックアップやボディ材を考慮してコンデンサーが選択されているようだ

良い意味でバランスが取れているという事なのだ


ちなみに改造の第一歩としてピックアップを交換する人が多いと思う

しかしながらコンデンサーにまで気が回る人は少ないといえる


社外製品へとピックアップを交換するだけでも音色は劇的に変化する

しかしながら高性能ピックアップの性能を最大限に引き出す為にはコンデンサーとの相性も重要なのだ

常連読者の皆さんはすでにコンデンサー交換後の音源をお聴きになっていると思うが・・

皆さんがお聴きになっている音源はweb用に圧縮したものなのだ

実際に私がヘッドフォンで聴いている音はさらに高音質なのだ

コンデンサー交換後の音質向上は確実に実感できると思う


ちなみに安ギターに搭載されている低価格帯のピックアップではコンデンサー交換はあまり意味がないと思う

むしろ、無暗に手を入れない方が無難だといえるのだ

コンデンサーにもオイル、セラミック、フィルム・・というように色々な種類がある

音色や特性も様々なのだ


値段が高ければ良いというものでもないようだ

安ギターには概ね100円程度のセラミックが用いられている

音の特徴としてはざらついたロック向けの音色なのだ

安ピックアップのぼやけた音の輪郭を補っているのだ


この状態のピックアップに社外のコンデンサーを取り付けることでバランスが崩れる恐れがあるのだ

一方の社外のピックアップは非常にレンジが広いという特性がある

この広い周波数レンジを弾き出す為にはそれ相応の性能を兼ね備えたコンデンサーが不可欠だという事なのだ


詳しくは知識豊富な楽器店の店員さんにお尋ねいただきたい



話をベースの改造に戻そう・・・

私にとっては2本目のベースなのだ

一本目はアイバニーズの3万円台の安ベースだったのだ

ピック弾きでは問題なかったのだがスラップに興味を持ちだした頃に物足りなさを感じて買い替えたのだ


現在のジャズベは使い始めてかれこれ6年超えになると思う

「録音できればいいかな・・?」

という感じで数年はノーマル状態で使っていたのだ


マーカスミラーに凝りだした頃に改造し始めたのだ



ブリッジは鳴りを重視したバダス製なのだ

フェンダー系ベースのお約束アイテムなのだ

単なるブリッジで1万円超えなのだ

自己満足というよりは確実にサスティンの伸びを感じられる


ピックアップも故障を機にダンカン製に交換したのだ




今回は実験を兼ねてダンカンの鳴りをより引き出そうという試みなのだ

チョイスしたコンデンサーは『ビタQ』という定番なのだ



市場ではオレンジドロップと人気を二分しているのだ


ベースのキャビティ内が狭いというのも選択の理由の一つなのだ



無理をすればオレンジドロップを入れることもできるが・・・


他のメーカーの製品も試してみたくなったのだ


改造を機にコントロールノブも交換してみたのだ



プレジョンベース風なのだ


実際に取り付けられていたコンデンサーはこんな感じなのだ



緑色の小さなセラミックなのだ


双方を比較してみた



交換する前から勝負があったような感じなのだ


実際に取り付けた画なのだ



拡大してみた



コンデンサーも単に取り付ければ良いわけではないのだ


他のパーツとの干渉を考慮しながら適切な場所に固定するのだ


ハンダも少なければ外れてしまう

必要以上に盛れば見た目も悪いし音質にも悪影響を与えるのだ


通電が良いというのも売りにしているハンダが楽器店で販売されているようだが・・

個人的にはそんなに気にすることはないように思う


むしろ、ハンダ付けのクオリティの方が重要だと思う


私の愛用のハンダなのだ



ネットなどでは60Wクラスのハイパワーで一気に片付けるという意見を目にするが・・・


個人的にはもっと弱い方がギター(ポット類)向きだと感じているのだ

これでも十分にハンダは溶けるし問題なく作業できるのだ


ハンダ台やハンダの吸い取り紙も不可欠だとされているが・・

こんなクリップでも代用が効くしハンダの吸い取りも濡れ雑巾で十分なのだ


この辺りも工夫しだいで何とでもなる


そんな感じでベースのコンデンサー交換も無事に終了したのだ

ついでにアース線も追加で取り付けたのだ





zoomのコンパクトマルチもかなり重宝しているのだ

微妙な悩みだが・・

未だにベースの音作りが的を得ないのだ


ギターならば簡単な音作りなのだがイマイチベースの音が見えてこないのだ

まぁ、ギター弾きが片手間で弾くベースはこんなものだと思う


ベースオンリーの生粋のベーシストをライバル視するつもりはないのだ

私はギター弾きなのだ


ベース初心者以上中級未満という腕前だろうか?


余談だが・・

ベースのノブ交換のついでにアリアも小改造したのだ




ノブを黒で統一したのだ



こんな細かい部分だが拘りなのだ



さらに拡大してみた



レスポール用のスピードノブとトーンはブラックのメタルなのだ


微妙にカスタムギターっぽくって良いと思う


コンデンサー交換後のジャズベの音色なのだ

元の音源がないので比較ではないが・・・

何となく音のバランスと音抜けが良くなっているのがお分かりいただけると思う






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