最近(2019年7月3日ごろ)のニュースです。
1)WBCヘビー級王者ディオンティ ワイルダー(米)とルイス オルティス(キューバ)による再戦は9月28日、米国・カリフォルニア州で行われることになるようです。昨年3月に対戦し、激戦を演じている両雄。その試合は米国の東海岸、ニューヨーク州で行われています。
2)WBCヘビー級戦と同じ興行で、WBCスーパーミドル級戦も行われます。王者アンソニー ディレル(米)が、以前同王座を保持していたデビット べナビデス(米)を相手に、2月に獲得した王座の初防衛戦を行います。
3)クルーザー級で4団体の王座を統一し、ヘビー級への転向を正式に発表したアレクサンデル ウシク(ウクライナ)。最上級での実戦経験がないにもかかわらず(クルーザー級で世界王者になる前に、クルーザー級強の体重で試合を行った経験はありますが)、WBOヘビー級の指名挑戦者として権利を獲得しています。
4)2016年11月からブライアン カスターニョ(亜)が保持していたWBAスーパーウェルター級のレギュラー王座(最初は暫定王座)。カスターニョが指名挑戦者のミシェル ソロ(仏)との対戦を拒否したため、王座を空位となりました。カスターニョとソロは2年前に対戦しており、その時はアルゼンチン人が2対1の判定勝利を収めています。
5)そして空位となった王座決定戦が早速今月20日に組まれており、その試合にはソロと、ロシア人マグメド クルバノフが出場します。
6)今年1月に米国でWBOスーパーウェルター級王座に挑戦した井上 岳志(ワールドスポーツ)。来月3日、後楽園ホールで再起戦を行います。タイ出身のコムサン ポンセーンと対戦する井上ですが、この試合には以前保持していたWBOアジア太平洋王座が争われることになりました。