DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ケンシロウ、一発で勝利(WBCライトフライ級ほか)

2019年07月16日 04時18分42秒 | 世界ボクシング

先週12日・金曜日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦:
王者拳 四郎(BMB)TKO4回1分 挑戦者ジョナサン タコニン(比)

*2016年8月以来の地元・関西での試合となった拳 四郎。低いガードをつかれ、タコニンのパンチを貰う場面が幾度かありました。しかし4回、比国人のパンチに合わせた右パンチ一発で挑戦者をキャンバスに送ることに成功。保持する王座の6度目(内4KO)の防衛に成功しています。

相変わらずのスムーズなフットワークと左ジャブを披露したケンシロウですが、その特徴的ともいえる緩いガードが不安材料と言えるでしょう。前半戦にケンシロウの攻撃に耐え、後半戦、フットワークが衰えたときにガツンと一発貰う危険性が高くなるでしょう。本人が望む日本人選手の世界王座防衛記録(13度)の更新を狙うのなら、その辺りを改善していくべきでしょうね。


WBOアジア太平洋・スーパーフェザー級戦:
王者ジョー ノイナイ(比)TKO6回2分18秒 挑戦者清水 聡(大橋)

*挑戦者が圧勝を収めるだろうと勝手に予想していた試合。2試合続けて大阪のリングに立ったノイナイが、勢いのあるボクシングを展開し清水を圧倒。合計3度のダウンを奪った比国人は、4月に獲得した王座の初防衛に成功しています。

自身の目の腫れのために自ら試合続行を放棄した清水。そのけがの腫れ方といい、試合の終わらせ方といい、今後のキャリアに大きな不安を抱かせるものでした。

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