最近(2020年6月14日ごろ)のニュースです。
1)あくまで噂の段階ですが、来年2021年に、IBF、WBA、そしてWBOの3団体王座を保持しているアンソニー ジョシュアと、WBCタイトル保持者であるタイソン フューリー(共に英)が2試合行う事に合意したそうです。この手のニュースは実現しないことが多いです。
2)今のところジョシュアはIBFの指名挑戦者であるクブラト プーレフ(ブルガリア)との防衛戦に変更はないようです。WBOの会長によると、ジョシュアはWBO王者として、フューリー戦の前にWBOの指名挑戦権を持つオレクサンダー ウシク(ウクライナ)との防衛戦が義務付けられているそうです。
3)フューリーの次戦は、前WBC王者となるディオンティー ワイルダー(米)との第3戦になるようですが、現在の状況(コロナ、特に米国内での反人種差別運動)だと、両者による即対戦は難しいかもしれません。ちなみに一時期ではありますが、「フューリー対ワイルダー」の第3戦の候補地として、豪州が挙がっていました。
4)元WBA王者アレクサンデル ポベトキン(露)との防衛戦を予定していたWBC暫定王者のディリアン ホワイト(英)。何度も延期となったこの一戦は、結局は中止となっています。
5)いまだにマスコミを賑わせているマイク タイソン(米)ですが、ここ最近は悪いニュースは一切聞きません(笑)。エキシビションマッチにしろ何にしろ、噂されている試合について具体的なスケジュールなどの進展はありません。
6)最後に、2020年6月14日現在のヘビー級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。新型コロナの影響で、前回ヘビー級の王者リストを掲載した4月12日からの変化は一切ないようです。
WBA(スーパー):アンソニー ジョシュア(英/防衛回数0)
WBA(レギュラー):マヌエル チャー(独/0)
WBA(暫定):トレーバー ブライアン(米/0)
WBC:タイソン フューリー(英/0)
WBC(暫定):ディリアン ホワイト(英/0)
IBF:アンソニー ジョシュア(英/0)
WBO:アンソニー ジョシュア(英/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:デムシー マッキーン(豪/0)
日本:上田 龍(石神井スポーツ/0)