DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ポーランドでボクシングの興行が再開(ヘビー級)

2020年06月15日 17時41分12秒 | 世界ボクシング

先週12日・金曜日、ポーランドで行われた試合結果です。
ポーランド・インターナショナル ヘビー級王座決定戦:
マリウス ワッフ(ポーランド)判定3対0(99-91、98-92、97-93)ケビン ジョンソン(米)

*ワッフは2012年11月に、当時3団体(IBF、WBA、WBO)統一王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)に挑戦し大差判定負け。ジョンソンは2009年12月にWBCタイトル保持者だったウラジの実兄ビタリに挑戦。こちらもワンサイドの判定負けを喫しています。共に世界王座への挑戦の経験を持ったベテラン同士の一戦となりましたが、両選手ともここ最近は黒星が目立っています。

下り坂のキャリアを歩んでいる両者ですが、ワッフは半年前に現WBC暫定王者ディリアン ホワイト(英)と対戦するなど、まだまだ一線級の実力は保っているようです。現在の実力差が反映された形となったこの戦い。盛り上がりに欠ける一戦となってしまいましたが、ワッフが大差の判定勝ち。自身が14年前に獲得している王座の再獲得に成功しています。

現行の実力としては2線級の選手同士がメインイベントを張る興行でしたが、東欧の地にプロボクシングが戻ってきたという点では大いに評価されるべきでしょう。今後も同地域で継続的にボクシングの興行が行われていく事に期待しましょう。

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