最近(2020年6月29日ごろ)のニュースです。
1)これまでに何度も延期となり、結局は中止となっていたWBC暫定ヘビー級王者ディリアン ホワイト(英)の防衛戦、対元WBAレギュラー王者アレクサンダー ポベトキン(露)の一番。どうやら8月22日に英国で決行される見通しです。この一戦、今回は実現するでしょう。
2)本来なら来月9日にジェリー フォーレスト(米)と対戦する予定だったジャーレル ミラー(米)。またしても薬物検査に引っかかり、その試合は中止となっています。本来なら昨年6月、3団体ヘビー級王者アンソニー ジョシュア(英)に挑戦する予定だったミラーですが、その試合でも薬物検査に引っかかり世界初挑戦の機会をフイにしています。それなりに期待されていたミラーですが、今回の2度目の失態により選手生命も尽きたと言っても過言ではないでしょう。
3)本来なら来月2日に行われる予定だったWBOスーパーフェザー級戦、王者ジェメル ヘリング(米)対 挑戦者ジョナサン オケンド(プエルトリコ)。この試合はヘリングはコロナウィルスに罹ってしまい、数週間延期となってしまいました。
4)その5日後に行われる予定だったスーパーライト級10回戦、前IBFスーパーライト級王者イバン バランチク(ベラルーシ)対 ホセ セペダ(米)はバランチクの怪我のために延期となっています。
5)こちらは7月16日に予定されていたエレイデル アルバレス(コロンビア)とジョー スミス(米)によるWBOライトヘビー級の挑戦者決定戦。この試合はアルバレスが肩を負傷したために延期となっています。
6)延期となった試合が重なってしまいましたが、コロナウィルスによるものが一件だけというのが不幸中の幸いでしょうね。上記の延期、又は中止となった4試合はすべてボブ アラム氏率いるトップランク社の興行でした。ただタフなアラム氏の事です。上記の試合が予定されていた日には、代わりのカードを持ってくることでしょう。